第20話
夢小説設定
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『シエルの心臓が・・・止まった。』
その言葉の意味を理解するのに時間がかかった。
心臓が止まった?何言うとるんや?手術は成功したんやろ?それなのに・・・なんでや?
『兄さんっ!!』
桐生ちゃんの叫び声で我に返った。
病院・・病院に戻らな・・!
病院に着くと、入り口に西田がおった。
「西田、お前何してるんや?!」
「お、親父!桐生の叔父貴が柄本のとこに来いって!」
「あぁ?シエルがおるんはここやろ!なして柄本やねん!」
「ここの医者は信用無いって・・・と、とにかく行きましょう!」
「あ、おい!ちゃんと説明せぇ!」
柄本ん所に向かう車内で、西田から話を聞いた。
桐生ちゃんが看病しとる時、一人の看護師が入ってきて注射したみたいやった。ロクに腕を調べずに刺したらしく、不審に思った桐生ちゃんはその注射をすぐ引き離し、その場で問い詰めたらしい。
そいつは——組織の人間やった。
”裏切りは死。それが掟だ。”
それだけ言葉を発して、その場で舌を噛みきり自殺した。
その直後にシエルの心臓は止まり、俺に連絡した後柄本ん所に連れて行った。
「それで、シエルちゃんはどないなった?!」
「まだ分かりません!叔父貴から連絡もないんで、多分まだ治療してるんだと・・・!」
「くそッ・・・はよ飛ばせ!!」
その言葉の意味を理解するのに時間がかかった。
心臓が止まった?何言うとるんや?手術は成功したんやろ?それなのに・・・なんでや?
『兄さんっ!!』
桐生ちゃんの叫び声で我に返った。
病院・・病院に戻らな・・!
病院に着くと、入り口に西田がおった。
「西田、お前何してるんや?!」
「お、親父!桐生の叔父貴が柄本のとこに来いって!」
「あぁ?シエルがおるんはここやろ!なして柄本やねん!」
「ここの医者は信用無いって・・・と、とにかく行きましょう!」
「あ、おい!ちゃんと説明せぇ!」
柄本ん所に向かう車内で、西田から話を聞いた。
桐生ちゃんが看病しとる時、一人の看護師が入ってきて注射したみたいやった。ロクに腕を調べずに刺したらしく、不審に思った桐生ちゃんはその注射をすぐ引き離し、その場で問い詰めたらしい。
そいつは——組織の人間やった。
”裏切りは死。それが掟だ。”
それだけ言葉を発して、その場で舌を噛みきり自殺した。
その直後にシエルの心臓は止まり、俺に連絡した後柄本ん所に連れて行った。
「それで、シエルちゃんはどないなった?!」
「まだ分かりません!叔父貴から連絡もないんで、多分まだ治療してるんだと・・・!」
「くそッ・・・はよ飛ばせ!!」