第17話
夢小説設定
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あれから何時間たったんやろか。扉は未だに開けられず、何もできひん。
『あいつの覚悟を受け入れろ。』
・・・そんなん無理に決まっとるやろ。心底惚れとる女が死に向かっとるんを黙って見てろいうんか?
「んなこと・・・できるかボケェ!!」
渾身の力で扉を蹴り———飛ばそうとしたら、扉が開いた。
扉が開いた先の人物を思いっきり蹴り飛ばしてしもうた。
その人物は——。
「——桐生ちゃん?!」
「ぐっ・・・兄さん、今のは効いた・・・。」
「そらすまん・・・って、何でおんねん?」
「花屋から事情を聞いた。行くぞ。」
「行くって・・・どこへや?」
「シエルの所だ。芝浦埠頭の倉庫らしい。」
「はぁ?!何で桐生ちゃんに話してワシには言わんのや?!」
「説明するから!!早く行くぞ!!」
そこから西田の運転で芝浦埠頭へ向かう。
西田以外の奴らは先に向かっとるらしい。どないなっとるんや?
「で・・・花屋から何で聞けたんや?ワシには高い口止め料もろてる言うてなんも言わんかったぞ。」
「シエルに頼まれたんは兄さんに関することだけだ。俺に対しては何もなかったからな、簡単に話してくれたぜ。」
「頼まれたんにそないなのでええんかいな・・・。」
「・・・花屋も人間だからな。女が死にに行くのは見てられないだろう。」
『あいつの覚悟を受け入れろ。』
・・・そんなん無理に決まっとるやろ。心底惚れとる女が死に向かっとるんを黙って見てろいうんか?
「んなこと・・・できるかボケェ!!」
渾身の力で扉を蹴り———飛ばそうとしたら、扉が開いた。
扉が開いた先の人物を思いっきり蹴り飛ばしてしもうた。
その人物は——。
「——桐生ちゃん?!」
「ぐっ・・・兄さん、今のは効いた・・・。」
「そらすまん・・・って、何でおんねん?」
「花屋から事情を聞いた。行くぞ。」
「行くって・・・どこへや?」
「シエルの所だ。芝浦埠頭の倉庫らしい。」
「はぁ?!何で桐生ちゃんに話してワシには言わんのや?!」
「説明するから!!早く行くぞ!!」
そこから西田の運転で芝浦埠頭へ向かう。
西田以外の奴らは先に向かっとるらしい。どないなっとるんや?
「で・・・花屋から何で聞けたんや?ワシには高い口止め料もろてる言うてなんも言わんかったぞ。」
「シエルに頼まれたんは兄さんに関することだけだ。俺に対しては何もなかったからな、簡単に話してくれたぜ。」
「頼まれたんにそないなのでええんかいな・・・。」
「・・・花屋も人間だからな。女が死にに行くのは見てられないだろう。」