第11話
夢小説設定
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シエルちゃん以外のみんなが部屋を出た。
今ここにおるんは、俺とシエルちゃんだけ。
・・・涙、落ち着いとるな。
「ずっとここにおったんか?」
「はい。・・・西田さんがここにいてほしいって・・・全部話したのに、私を信じてくれたんです。」
「そうか。ええ事言うな西田の奴。」
「桐生さんにも言われました。兄さんが信じてるなら俺も信じるって。・・・真島さんは、いろんな方に信頼されているんですね。」
そないな事言われると、なんや照れるのぅ・・・。
そないな事考えながら鼻をかいとると、シエルちゃんは上着のジッパーを半分下げ、右腕を出した。
タンクトップやから、右肩の火傷の跡がよう見える。
「・・・この傷は、罰なんです。」
「罰?」
「殺せない人間はいらない。死にたくないなら早く実行しろ。・・・私のいる組織では、当たり前のことです。さすがに熱い鉄板を押し付けられたので・・・痛かったですけどね・・・。」
そういうシエルちゃんの体は、震えとった。
死にたくないなら早く実行しろ・・・か・・・。
女相手に何ちゅう事するんや・・・。
「・・・言わんでもよかったんやで?震えとる。」
「・・・今になって、命が惜しいんです。」
今ここにおるんは、俺とシエルちゃんだけ。
・・・涙、落ち着いとるな。
「ずっとここにおったんか?」
「はい。・・・西田さんがここにいてほしいって・・・全部話したのに、私を信じてくれたんです。」
「そうか。ええ事言うな西田の奴。」
「桐生さんにも言われました。兄さんが信じてるなら俺も信じるって。・・・真島さんは、いろんな方に信頼されているんですね。」
そないな事言われると、なんや照れるのぅ・・・。
そないな事考えながら鼻をかいとると、シエルちゃんは上着のジッパーを半分下げ、右腕を出した。
タンクトップやから、右肩の火傷の跡がよう見える。
「・・・この傷は、罰なんです。」
「罰?」
「殺せない人間はいらない。死にたくないなら早く実行しろ。・・・私のいる組織では、当たり前のことです。さすがに熱い鉄板を押し付けられたので・・・痛かったですけどね・・・。」
そういうシエルちゃんの体は、震えとった。
死にたくないなら早く実行しろ・・・か・・・。
女相手に何ちゅう事するんや・・・。
「・・・言わんでもよかったんやで?震えとる。」
「・・・今になって、命が惜しいんです。」