第10話
夢小説設定
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「・・・ん・・・。」
目が覚めると、今までにない体中のだるさが襲ってくる。
少しあたりを見ると、ここはさっき夢の中で見た光景やった。
ここは賽の河原の地下。そこの奥にある寝室。
ここならあの後他のモンがきても平気やな・・・桐生ちゃんがやってくれたのかのぅ。
右手に温もりを感じて、視線を向ける。
「・・・すぅ・・・すぅ・・・。」
夢で見た通り、そこにはシエルちゃんがおった。
よく見ると、目の下に隈ができとる。目の周りも少し赤うなってる。・・・ようさん泣いたんやな。
「・・・・。」
えらい心配かけてしもうたな・・・。
辛い思いさせてすまん。
泣かせてすまん。
色んな感情が湧き出て、目頭が熱くなるのを感じる。
・・・情けないのう。この歳で泣くなんて自分アカンで。
「・・・シエルちゃん、起きぃや。」
「・・・ん・・・んん・・。」
何とか上半身を起こし、左手で頭を撫でながら声をかける。
その寝顔は、まるで子供や。愛おしくてたまらんわ。
寝顔を見ていたいと思いつつも、早う起きた顔も見たい。
起きたら、俺が目ぇ覚めたんを喜んでくれるやろうか。
目が覚めると、今までにない体中のだるさが襲ってくる。
少しあたりを見ると、ここはさっき夢の中で見た光景やった。
ここは賽の河原の地下。そこの奥にある寝室。
ここならあの後他のモンがきても平気やな・・・桐生ちゃんがやってくれたのかのぅ。
右手に温もりを感じて、視線を向ける。
「・・・すぅ・・・すぅ・・・。」
夢で見た通り、そこにはシエルちゃんがおった。
よく見ると、目の下に隈ができとる。目の周りも少し赤うなってる。・・・ようさん泣いたんやな。
「・・・・。」
えらい心配かけてしもうたな・・・。
辛い思いさせてすまん。
泣かせてすまん。
色んな感情が湧き出て、目頭が熱くなるのを感じる。
・・・情けないのう。この歳で泣くなんて自分アカンで。
「・・・シエルちゃん、起きぃや。」
「・・・ん・・・んん・・。」
何とか上半身を起こし、左手で頭を撫でながら声をかける。
その寝顔は、まるで子供や。愛おしくてたまらんわ。
寝顔を見ていたいと思いつつも、早う起きた顔も見たい。
起きたら、俺が目ぇ覚めたんを喜んでくれるやろうか。