第8.5話(桐生視点)
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銃声が聞こえた。兄さんの部屋だ。
西田と共に駆け込むと、血の海の中で女が兄さんを抱きしめていた。
女・・・シエルは俺達に気づいたのか、真っ赤になった涙目でこっちを見た。
「・・き、りゅうさ・・・にしだ・・・さん・・・。」
「八神ちゃん・・・親父・・・!」
「兄さん・・・それに、この血・・・?!」
「これは・・・私達の血じゃない・・・!アイツ、アイツの弾に毒が・・・真島さんが・・・!」
”あの子の言葉は信じてやってくれ。”
「西田、すぐに柄本の所に運ぶぞ!」
「へ、へい!」
西田が出た後部屋を見回すと、のびてる男が一人いた。
コイツが兄さんを撃ったのか。恐らくシエルの仲間。問い詰める為に気絶させたのか。
「ごめ・・・ごめんなさい・・!ま、真島さ・・・!」
「大丈夫だ、すぐに医者の所に連れていく。お前も来い。」
「私は・・・行けない。私は・・・あ、あなたと・・・真島さんを・・・!」
「そんな事分かってる。だが、兄さんはお前を信じると言ったんだ。兄さんが信じるなら俺も信じる。見捨てない。だから来るんだ。」
「・・・っ・・・うぅ・・・!」
その後、医者のもとへ連れていく時も、兄さんが眠っている時も、シエルは兄さんから離れなかった。
ずっと、目覚めるまで傍にいた。
西田と共に駆け込むと、血の海の中で女が兄さんを抱きしめていた。
女・・・シエルは俺達に気づいたのか、真っ赤になった涙目でこっちを見た。
「・・き、りゅうさ・・・にしだ・・・さん・・・。」
「八神ちゃん・・・親父・・・!」
「兄さん・・・それに、この血・・・?!」
「これは・・・私達の血じゃない・・・!アイツ、アイツの弾に毒が・・・真島さんが・・・!」
”あの子の言葉は信じてやってくれ。”
「西田、すぐに柄本の所に運ぶぞ!」
「へ、へい!」
西田が出た後部屋を見回すと、のびてる男が一人いた。
コイツが兄さんを撃ったのか。恐らくシエルの仲間。問い詰める為に気絶させたのか。
「ごめ・・・ごめんなさい・・!ま、真島さ・・・!」
「大丈夫だ、すぐに医者の所に連れていく。お前も来い。」
「私は・・・行けない。私は・・・あ、あなたと・・・真島さんを・・・!」
「そんな事分かってる。だが、兄さんはお前を信じると言ったんだ。兄さんが信じるなら俺も信じる。見捨てない。だから来るんだ。」
「・・・っ・・・うぅ・・・!」
その後、医者のもとへ連れていく時も、兄さんが眠っている時も、シエルは兄さんから離れなかった。
ずっと、目覚めるまで傍にいた。