第6話
夢小説設定
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時は戻り———真島の自室
フードの下の顔は、暗くてよう顔が見えんようになってる。
せやけど、目だけは見えとる。
あの時・・・ホテルの前で桐生ちゃんと会うた時の、あの目が見えた。
「・・・シエル。そのままでええから、聞いてくれるか?」
「・・・・・・。」
「俺はな、お前に殺されても構わん。せやけど、何がお前をこうさせたのか、それだけが知りたいんや。」
「・・・これから殺されるのに、知る意味はあるの?」
「家出やないんやろ?俺は嘘が嫌いやねん。嘘つかれたまま死ぬのが嫌なだけや。」
それを聞くと、シエルの目は少し見開いた。
自分でも驚くくらい冷静やな・・・でも、それが本心や。
嘘のまま死にとうない。真実を知って死にたい。
それであれば、あとはどうなってもええ。・・・あとは、シエルが話してくれるのを待つだけや。
「・・・・。」
「・・・俺はシエルを信じとる。」
「・・・・。」
長い沈黙。でも、さっきまでの鋭い殺気は、少しだけ収まっとるようやった。
「・・・私は、ずっと孤独だった。」
シエルは少しずつ話始める。
あとは・・・俺が受け止めるだけや。シエルの話を。
フードの下の顔は、暗くてよう顔が見えんようになってる。
せやけど、目だけは見えとる。
あの時・・・ホテルの前で桐生ちゃんと会うた時の、あの目が見えた。
「・・・シエル。そのままでええから、聞いてくれるか?」
「・・・・・・。」
「俺はな、お前に殺されても構わん。せやけど、何がお前をこうさせたのか、それだけが知りたいんや。」
「・・・これから殺されるのに、知る意味はあるの?」
「家出やないんやろ?俺は嘘が嫌いやねん。嘘つかれたまま死ぬのが嫌なだけや。」
それを聞くと、シエルの目は少し見開いた。
自分でも驚くくらい冷静やな・・・でも、それが本心や。
嘘のまま死にとうない。真実を知って死にたい。
それであれば、あとはどうなってもええ。・・・あとは、シエルが話してくれるのを待つだけや。
「・・・・。」
「・・・俺はシエルを信じとる。」
「・・・・。」
長い沈黙。でも、さっきまでの鋭い殺気は、少しだけ収まっとるようやった。
「・・・私は、ずっと孤独だった。」
シエルは少しずつ話始める。
あとは・・・俺が受け止めるだけや。シエルの話を。