第6話
夢小説設定
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遡ること30分前———真島建設事務所。
「あの女は、俺とアンタを狙う殺し屋だ。恐らく近江と繋がっているんだろう。得するとしたら、あいつら以外考えにくい。」
「・・・なんでシエルちゃんが殺し屋なんや。どこで知ったんや。」
「伊達さん経由でサイの花屋から聞いたんだ。俺達を付け狙い、最近兄さんと接触した女がいるってな。・・・西田に聞いてもしかしてと思ったが・・・。」
・・・西田が変に緊張しとったのはそういう事か。
アイツ、人間探るの下手やのぅ・・・ホンマ極道向いとらんわ。
「兄さん・・・あの女に惚れてるのか?」
「・・・せやったらなんやっちゅうねん。」
「俺は兄さんの感情にとやかくは言わねぇ。だがな、このまま一緒にいると兄さんの命が危ないんだ。」
俺の命・・・確かにな。
「伊達さんには伝えてある。あの女を警察に渡そう。証拠は花屋がいくらでも持ってる。」
「・・・惚れた女突き出せ言うんか。」
「あんたが殺されるよりマシだろう?!」
「別にええで。」
「なっ・・・。」
それがシエルちゃんにとって必要なことなんやったら、それでかまへん。例え自分が死ぬことになる事でも、それでええ。
「・・・すまんの桐生ちゃん。俺は・・・惚れた女に殺されるんなら本望や。」
「・・・はぁ。あんたならそう言うと思ったよ。」
「・・・そしたら一つだけ、頼まれてくれるか。」
「何だ?」
「仮に俺が死んでも・・・あの子の言葉は、信じてやってくれ。」
「あの女は、俺とアンタを狙う殺し屋だ。恐らく近江と繋がっているんだろう。得するとしたら、あいつら以外考えにくい。」
「・・・なんでシエルちゃんが殺し屋なんや。どこで知ったんや。」
「伊達さん経由でサイの花屋から聞いたんだ。俺達を付け狙い、最近兄さんと接触した女がいるってな。・・・西田に聞いてもしかしてと思ったが・・・。」
・・・西田が変に緊張しとったのはそういう事か。
アイツ、人間探るの下手やのぅ・・・ホンマ極道向いとらんわ。
「兄さん・・・あの女に惚れてるのか?」
「・・・せやったらなんやっちゅうねん。」
「俺は兄さんの感情にとやかくは言わねぇ。だがな、このまま一緒にいると兄さんの命が危ないんだ。」
俺の命・・・確かにな。
「伊達さんには伝えてある。あの女を警察に渡そう。証拠は花屋がいくらでも持ってる。」
「・・・惚れた女突き出せ言うんか。」
「あんたが殺されるよりマシだろう?!」
「別にええで。」
「なっ・・・。」
それがシエルちゃんにとって必要なことなんやったら、それでかまへん。例え自分が死ぬことになる事でも、それでええ。
「・・・すまんの桐生ちゃん。俺は・・・惚れた女に殺されるんなら本望や。」
「・・・はぁ。あんたならそう言うと思ったよ。」
「・・・そしたら一つだけ、頼まれてくれるか。」
「何だ?」
「仮に俺が死んでも・・・あの子の言葉は、信じてやってくれ。」