今日は真島建設に女新人が入ってきた。
女の子が入ってくるなんて、なんかいいなぁ～・・・。
でも、いきなり親父が同棲するって言いだすなんてなぁ。
いきなり食わなきゃいいけど・・・大丈夫かな。

「ほな西田、シエルちゃん帰らせるから、明日色々教えたれ。家連れて行かなあかんから俺もでる。今日は連中定時で上がらせたれ。」
「う、うっす！」

早速家に・・・うぅ、どうするか気になるっす親父・・・！

♬～♬～

メール受信の音楽が鳴った。
なんだ？・・・珍しいな、この人からメールが届くなんて。

『この女を見たら教えてくれ』

そこに添付されている写真に写っているのは、間違いなく八神シエルだった。
どうしてこの女を？

『この女なら今日真島建設にきました。』

とだけ送る。
・・・もしかして惚れてるとか？？

♪～♪～

え、電話？！

「も、もしもし・・・はい・・・え？」

その一通のメールとこの電話から一か月後。

俺の目の前で、親父が血の海の中倒れている。