決闘
「さぁさぁ!このまま一年生チームがストレート三連勝を決めてしまうのでしょうか!?第三試合の代表者は前へ!!」
「次は僕だねぇ~」
「あぁ。おまえの番だ。」
「ロックと私で二連勝してるんだから、負けるんじゃないわよ!!」
「頑張ってください。」
「目にもの見せてやれ!!」
ネス、キャリー、ロック、ルドカーから声援を送られながら、バーナンは前へ出る。
「僕の相手は小太りかぁ……」
「よろしくお願いします~。ガリガリ眼鏡先輩~」
「それでは!ガラハ・ドーグ対バーナン・ヴォルス!!試合開始っ!!」
「一気に終わらせてあげる!!“ポイズンウェーブ”!!!」
ズオオオォォォーーーッ!!
試合開始と同時に三年の、痩せ細った眼鏡の男子生徒、ガラハ・ドーグはそう言いながら紫の毒液の大波を放ってくる。
ズオオオォォォーーーッ!!
ワァァァーッ!!
「おぉーっと!ガラハ選手、試合開始と同時に毒液の大波を放ち、バーナン選手を呑み込んだぁっ!!」
「あれは毒属性の上級魔法、“ポイズンウェーブ”で腐蝕性のある毒液の大波を生み出し、攻撃する広範囲攻撃魔法です。」
「そんな大波に呑まれてバーナン選手、大丈夫かぁっ!?」
「大丈夫だよぉ~。」
『!?』
ビュンッ!!
そう言うバーナンの声が聞こえてきた次の瞬間、一筋の光線が“ポイズンウェーブ”を両断し、横へと散らしながらガラハへと向かっていく。
「くっ!!」
ガラハはなんとか避け、光線は背後の地面に着弾する。
ドカァァァンッ!!
「うわぁぁぁっ!?」
『!?』
ドサッ!!
「くっ……」
が、その瞬間、着弾点が爆発し、吹き飛ばされたガラハは前のめりに倒れ込む。
「いっ、一体何が」
「危なかったですねぇ~。先輩~。」
「なっ!?」
倒れ込んだ状態でガラハが困惑するなか、光線が放たれた方からいつもの間延びした声を上げながら、バーナンがそう言いながら現れる。
が、その体型は先程までの小太りからスリムな体型に変わっていた。
ワァァァーッ!!
「おぉーっとっ!!これはどういうことだぁっ!?ガラハ選手の毒の大波に呑み込まれたと思いきやバーナン選手、スリムさんになって出てきたぁっ!?え!?どういうこと!?」
「えへへ~。なんか僕、特異体質らしくってぇ~、カロリーを魔力に変換できるみたいぃ~。」
パァァァ・・・
バーナンの変化に歓声が湧き、チカミがそう困惑の声を上げるなか、バーナンは変化前と変わらない間延びした声でそう言いながら右手の人差し指に光を溜めていく。
ビュビュビュンッ!!
次の瞬間、光から先程の光線が三連続で放たれ、ガラハに襲いかかる。
「くっ!!」
パァァァ・・・
ズガガガァァァンッ!!
対するガラハは障壁を張って光線を防ぐ。
ズガァァァンッ!!
「!?」
「………」
そんななか、地中から明るめの茶色の光線が放たれ、バーナンに襲いかかってきた。
「次は僕だねぇ~」
「あぁ。おまえの番だ。」
「ロックと私で二連勝してるんだから、負けるんじゃないわよ!!」
「頑張ってください。」
「目にもの見せてやれ!!」
ネス、キャリー、ロック、ルドカーから声援を送られながら、バーナンは前へ出る。
「僕の相手は小太りかぁ……」
「よろしくお願いします~。ガリガリ眼鏡先輩~」
「それでは!ガラハ・ドーグ対バーナン・ヴォルス!!試合開始っ!!」
「一気に終わらせてあげる!!“ポイズンウェーブ”!!!」
ズオオオォォォーーーッ!!
試合開始と同時に三年の、痩せ細った眼鏡の男子生徒、ガラハ・ドーグはそう言いながら紫の毒液の大波を放ってくる。
ズオオオォォォーーーッ!!
ワァァァーッ!!
「おぉーっと!ガラハ選手、試合開始と同時に毒液の大波を放ち、バーナン選手を呑み込んだぁっ!!」
「あれは毒属性の上級魔法、“ポイズンウェーブ”で腐蝕性のある毒液の大波を生み出し、攻撃する広範囲攻撃魔法です。」
「そんな大波に呑まれてバーナン選手、大丈夫かぁっ!?」
「大丈夫だよぉ~。」
『!?』
ビュンッ!!
そう言うバーナンの声が聞こえてきた次の瞬間、一筋の光線が“ポイズンウェーブ”を両断し、横へと散らしながらガラハへと向かっていく。
「くっ!!」
ガラハはなんとか避け、光線は背後の地面に着弾する。
ドカァァァンッ!!
「うわぁぁぁっ!?」
『!?』
ドサッ!!
「くっ……」
が、その瞬間、着弾点が爆発し、吹き飛ばされたガラハは前のめりに倒れ込む。
「いっ、一体何が」
「危なかったですねぇ~。先輩~。」
「なっ!?」
倒れ込んだ状態でガラハが困惑するなか、光線が放たれた方からいつもの間延びした声を上げながら、バーナンがそう言いながら現れる。
が、その体型は先程までの小太りからスリムな体型に変わっていた。
ワァァァーッ!!
「おぉーっとっ!!これはどういうことだぁっ!?ガラハ選手の毒の大波に呑み込まれたと思いきやバーナン選手、スリムさんになって出てきたぁっ!?え!?どういうこと!?」
「えへへ~。なんか僕、特異体質らしくってぇ~、カロリーを魔力に変換できるみたいぃ~。」
パァァァ・・・
バーナンの変化に歓声が湧き、チカミがそう困惑の声を上げるなか、バーナンは変化前と変わらない間延びした声でそう言いながら右手の人差し指に光を溜めていく。
ビュビュビュンッ!!
次の瞬間、光から先程の光線が三連続で放たれ、ガラハに襲いかかる。
「くっ!!」
パァァァ・・・
ズガガガァァァンッ!!
対するガラハは障壁を張って光線を防ぐ。
ズガァァァンッ!!
「!?」
「………」
そんななか、地中から明るめの茶色の光線が放たれ、バーナンに襲いかかってきた。