身体強化と近接戦について
「あ!濡れた!!」
「僕は切れたよ。」
「僕のは光った!!」
「私も!!」
「マックロ~♪」
「ふむ。キャリーは水、ロックは風、バーナンとクミ先生は光でミアは闇か。」
「見事に分かれたねぇ~。」
パァンッ!!
「は?」
「え?」
「………」
まるで何かが破裂するかのような音にネスとルナティックはそう言いながら音のした方・・・ルドカーの方を見る。
すると、ルドカーの手にあった紙が破裂した缶のように粉々になっていた。
「……おまえ、風が得意属性じゃなかったのか?」
「俺もそう思ってたんだけど……」
「まさかの稀少属性の破壊とはねぇ~。ハイディーンちゃんは……」
ネスとルドカーがそう話をするなか、ルナティックはそう言いながらハイディーンの方を見る。
「………」
パァァァ
ハイディーンの紙は灰色に輝き、
サァァァ
そのまま砂のように消滅した。
「こっちは混沌か………」
「まさかの希少属性二人目。」
「破壊と混沌?」
「一体どんな属性なんですか?」
ルドカーとハイディーンの得意属性だと判明した破壊と混沌について、キャリーとロックは首を傾げながらそうネスとルナティックに尋ねる。
「破壊は文字通り、その魔力に触れたものを破壊する属性、混沌は光と闇の魔力が混ざり合って派生したもので触れたものを消滅させる属性だ。」
「違いは破壊はさっきのルドカー君が破壊した紙のように欠片が残るけど、混沌はさっきのハイディーンちゃんが消滅させた紙のように塵一つ残さずに消滅させるの。」
「「「「なるほど………」」」」
対するネスとルナティックからの説明にキャリー、ロック、バーナン、クミの四人はそう言いながら理解する。
(っていうかクミ先生は知っておかなきゃダメだと思うんだが……)
「それじゃあ、それぞれの得意属性もわかったことだし。属性変化のコントロールのための訓練に入るぞ。」
ネスはそう思いながら、そう言いながらキャリー達三人に紙を配布する。
「ってまた紙なの?」
「「?」」
対するキャリーは首を傾げながら、紙を見ながらそう言い、ロックとバーナンも首を傾げる。
「言っておくが、さっきとはまた違うぞ……紙をよく見てみろ。」
「?……あ!さっきの紙より分厚い!!」
「「あっ!!」」
「それは分厚いただの紙だ。それも魔力が流れにくい性質のあるやつのな……今度はイメージしながらその紙に魔力を流し、さっきの紙の時と同じ現象を起こすのが目標の訓練だ。」
「三人の場合はキャリーちゃんは紙がびしょびしょに、ロック君は紙が綺麗に真っ二つに、バーナン君はピカピカに光らせるのがベストな目標だね。」
「「「なるほど………」」」
「なぁ。俺もその訓練、参加していいか?せっかく破壊属性を持ってることがわかったからちゃんと使いこなせるようにしておきてぇ………」
「私も参加してよろしいでしょうか?ネス様。」
そんななか、ルドカーとハイディーンが参加を希望してくる。
「……クミ先生。大丈夫でしょうか?」
「う~ん……大丈夫だと思うよ……多分………」
「多分なんだ………」
真剣な表情でそう尋ねるネスに曖昧な感じでそう答えるクミに対し、ルナティックは苦笑いしながらそうツッコミを入れる。
こうしてルドカーとハイディーンも加わった五人は属性変化をコントロールするための訓練に入った。
「僕は切れたよ。」
「僕のは光った!!」
「私も!!」
「マックロ~♪」
「ふむ。キャリーは水、ロックは風、バーナンとクミ先生は光でミアは闇か。」
「見事に分かれたねぇ~。」
パァンッ!!
「は?」
「え?」
「………」
まるで何かが破裂するかのような音にネスとルナティックはそう言いながら音のした方・・・ルドカーの方を見る。
すると、ルドカーの手にあった紙が破裂した缶のように粉々になっていた。
「……おまえ、風が得意属性じゃなかったのか?」
「俺もそう思ってたんだけど……」
「まさかの稀少属性の破壊とはねぇ~。ハイディーンちゃんは……」
ネスとルドカーがそう話をするなか、ルナティックはそう言いながらハイディーンの方を見る。
「………」
パァァァ
ハイディーンの紙は灰色に輝き、
サァァァ
そのまま砂のように消滅した。
「こっちは混沌か………」
「まさかの希少属性二人目。」
「破壊と混沌?」
「一体どんな属性なんですか?」
ルドカーとハイディーンの得意属性だと判明した破壊と混沌について、キャリーとロックは首を傾げながらそうネスとルナティックに尋ねる。
「破壊は文字通り、その魔力に触れたものを破壊する属性、混沌は光と闇の魔力が混ざり合って派生したもので触れたものを消滅させる属性だ。」
「違いは破壊はさっきのルドカー君が破壊した紙のように欠片が残るけど、混沌はさっきのハイディーンちゃんが消滅させた紙のように塵一つ残さずに消滅させるの。」
「「「「なるほど………」」」」
対するネスとルナティックからの説明にキャリー、ロック、バーナン、クミの四人はそう言いながら理解する。
(っていうかクミ先生は知っておかなきゃダメだと思うんだが……)
「それじゃあ、それぞれの得意属性もわかったことだし。属性変化のコントロールのための訓練に入るぞ。」
ネスはそう思いながら、そう言いながらキャリー達三人に紙を配布する。
「ってまた紙なの?」
「「?」」
対するキャリーは首を傾げながら、紙を見ながらそう言い、ロックとバーナンも首を傾げる。
「言っておくが、さっきとはまた違うぞ……紙をよく見てみろ。」
「?……あ!さっきの紙より分厚い!!」
「「あっ!!」」
「それは分厚いただの紙だ。それも魔力が流れにくい性質のあるやつのな……今度はイメージしながらその紙に魔力を流し、さっきの紙の時と同じ現象を起こすのが目標の訓練だ。」
「三人の場合はキャリーちゃんは紙がびしょびしょに、ロック君は紙が綺麗に真っ二つに、バーナン君はピカピカに光らせるのがベストな目標だね。」
「「「なるほど………」」」
「なぁ。俺もその訓練、参加していいか?せっかく破壊属性を持ってることがわかったからちゃんと使いこなせるようにしておきてぇ………」
「私も参加してよろしいでしょうか?ネス様。」
そんななか、ルドカーとハイディーンが参加を希望してくる。
「……クミ先生。大丈夫でしょうか?」
「う~ん……大丈夫だと思うよ……多分………」
「多分なんだ………」
真剣な表情でそう尋ねるネスに曖昧な感じでそう答えるクミに対し、ルナティックは苦笑いしながらそうツッコミを入れる。
こうしてルドカーとハイディーンも加わった五人は属性変化をコントロールするための訓練に入った。