身体強化と近接戦について
十数分後、森の中・・・
「「「はぁ……はぁ……」」」
「ふむ。三人とも、私が最初に登ってみせた枝の所まで辿り着いたか……魔力のコントロールの訓練はこれでクリアだな……」
「おめでとぉ~♪」
それから十数分後、自分が手本として登ってみせた枝の所まで登ることに成功したキャリー達三人に対し、ネスは無表情で、疲れた時の回復魔法をかける等の手伝いをしていた新人教師、クミ・オッドリーは笑顔でそう言う。
「オーイ!!ネスゥーッ!!」
そんななか、ミアがそう言いながら、リュックを背負ったハイディーンと一緒にその場に現れる。
「!?」
「?ミア。ハイディーン。なんでここに」
「「「うわあああぁぁぁっ!?」」」
「あ・・・」
ミアとハイディーンを見て、クミが驚愕の表情を浮かべ、ネスが首を傾げながらそう尋ねようとした瞬間、二人を見て驚愕するあまり集中を切らしてしまったキャリー達三人が木から落ちていく。
パァァァ・・・ボヨンッ!!
「「「わっ!?」」」
が、その直後、落下地点に展開された魔法陣から召喚された巨大なスライムがクッションになって受け止める。
「え?」
「これって……」
「ビッグスライム!?」
「私の召喚獣の一体です。可愛いでしょう?」
「おまえ、あんなのまで召喚、使役できたんだな。」
「伊達に召喚士をやっていませんから。」
「え、え~と、ネスさん。その人達は……?」
「あぁ、二人とも、私の従者でメイドはハイディーン、ゴスロリ少女はミアと言います。」
「「「「従者!?」」」」
「で、おまえ達はなんでここに?」
二人(主にミア)を見ながらそう困惑の声を上げる四人を他所にネスはそう二人に尋ねる。
「ネスノ授業ヲ見学シ二キタノー♪」
「すいません。ネス様。ミアちゃんがどうしてもって聞かなくて……」
「いや。私は別に良いんだが……私はこの授業を受ける側で担当はこの人だぞ。」
そう言うミアとハイディーンに対し、ネスはクミを指差しながらそう言う。
「私としてはネスさんがこの授業の担当でも良いと思ってるんだけどね……卒業した後は本当にこの授業の担当として教師になってみる気は?」
「それは……考えさせてください……」
「あ。栄養満点の弁当も作ってきたんですが……」
「……先生。」
「ん~、授業中だけど、お昼も近いし。三人とも疲れてるから私は良いですよ。」
「じゃあ、少し休憩するか。」
「「「やったー♪」」」
「それはそうと……いつまでそこでのぞき見してるつもりだ?」
キャリー達三人がそう喜びの声を上げるなか、ネスはそう近くの木陰に声をかける。
ガサッ!!
「気付いてたのかよ……」
「「「「ルドカー様(君)!?」」」」
すると次の瞬間、木陰からルドカーがそう言いながら現れる。
「おまえ、別の授業じゃなかったか?」
「あ?あぁ、少しくらいサボっても大丈夫だろ。」
首を傾げながらそう尋ねるネスに対し、ルドカーは曖昧な感じでそう答える。
(良いのか?それで・・・)
「ネスちゃ~ん♪」
「早クタベヨォ~♪」
ネスがそう思っているなか、いつの間にかハイディーンが敷いていたブルーシートに座っていたルナティックとミアがそう言う。
(……うん……ルナティックは少しくらい自重しろ……)
ネスはそう思いながらもキャリー、ロック、バーナン、ルドカー、クミ、ルナティック、ミア、ハイディーンの八人と共に休憩に入った。
尚、その際、ルナティック、ミア、ハイディーンの三人について、聞かれたのは言うまでもない。
「「「はぁ……はぁ……」」」
「ふむ。三人とも、私が最初に登ってみせた枝の所まで辿り着いたか……魔力のコントロールの訓練はこれでクリアだな……」
「おめでとぉ~♪」
それから十数分後、自分が手本として登ってみせた枝の所まで登ることに成功したキャリー達三人に対し、ネスは無表情で、疲れた時の回復魔法をかける等の手伝いをしていた新人教師、クミ・オッドリーは笑顔でそう言う。
「オーイ!!ネスゥーッ!!」
そんななか、ミアがそう言いながら、リュックを背負ったハイディーンと一緒にその場に現れる。
「!?」
「?ミア。ハイディーン。なんでここに」
「「「うわあああぁぁぁっ!?」」」
「あ・・・」
ミアとハイディーンを見て、クミが驚愕の表情を浮かべ、ネスが首を傾げながらそう尋ねようとした瞬間、二人を見て驚愕するあまり集中を切らしてしまったキャリー達三人が木から落ちていく。
パァァァ・・・ボヨンッ!!
「「「わっ!?」」」
が、その直後、落下地点に展開された魔法陣から召喚された巨大なスライムがクッションになって受け止める。
「え?」
「これって……」
「ビッグスライム!?」
「私の召喚獣の一体です。可愛いでしょう?」
「おまえ、あんなのまで召喚、使役できたんだな。」
「伊達に召喚士をやっていませんから。」
「え、え~と、ネスさん。その人達は……?」
「あぁ、二人とも、私の従者でメイドはハイディーン、ゴスロリ少女はミアと言います。」
「「「「従者!?」」」」
「で、おまえ達はなんでここに?」
二人(主にミア)を見ながらそう困惑の声を上げる四人を他所にネスはそう二人に尋ねる。
「ネスノ授業ヲ見学シ二キタノー♪」
「すいません。ネス様。ミアちゃんがどうしてもって聞かなくて……」
「いや。私は別に良いんだが……私はこの授業を受ける側で担当はこの人だぞ。」
そう言うミアとハイディーンに対し、ネスはクミを指差しながらそう言う。
「私としてはネスさんがこの授業の担当でも良いと思ってるんだけどね……卒業した後は本当にこの授業の担当として教師になってみる気は?」
「それは……考えさせてください……」
「あ。栄養満点の弁当も作ってきたんですが……」
「……先生。」
「ん~、授業中だけど、お昼も近いし。三人とも疲れてるから私は良いですよ。」
「じゃあ、少し休憩するか。」
「「「やったー♪」」」
「それはそうと……いつまでそこでのぞき見してるつもりだ?」
キャリー達三人がそう喜びの声を上げるなか、ネスはそう近くの木陰に声をかける。
ガサッ!!
「気付いてたのかよ……」
「「「「ルドカー様(君)!?」」」」
すると次の瞬間、木陰からルドカーがそう言いながら現れる。
「おまえ、別の授業じゃなかったか?」
「あ?あぁ、少しくらいサボっても大丈夫だろ。」
首を傾げながらそう尋ねるネスに対し、ルドカーは曖昧な感じでそう答える。
(良いのか?それで・・・)
「ネスちゃ~ん♪」
「早クタベヨォ~♪」
ネスがそう思っているなか、いつの間にかハイディーンが敷いていたブルーシートに座っていたルナティックとミアがそう言う。
(……うん……ルナティックは少しくらい自重しろ……)
ネスはそう思いながらもキャリー、ロック、バーナン、ルドカー、クミ、ルナティック、ミア、ハイディーンの八人と共に休憩に入った。
尚、その際、ルナティック、ミア、ハイディーンの三人について、聞かれたのは言うまでもない。