基礎魔法とネスの気紛れ
バキィィィンッ!!
「うわっ!?」
ドターンッ!!
「痛っ!?」
が、三、四歩した辺りで木に弾かれ、落ちてしまう。
「さっきも説明したが、一定の魔力を放出し、それを維持し続けるのは難しい。必要以上の魔力を放出すれば、今のように弾かれてしまう。」
「うぅ……」
「次は僕……」
ロックはそう言いながらナイフを手に取り、バーナンと同じように足裏に魔力を集中させて登り始める。
バキィィィンッ!!
「くっ!!」
スタッ!!
が、四、五歩した辺りで弾かれてしまう。
「トレース・オン……キャリー。これでも穿いておけ。」シュッ!!
「あ。ありがとう。」パシッ!!
ネスはそう言いながら投影したスパッツをツインテール、キャリーに投げ渡す。
その後、スパッツを穿いたキャリーも二人と同じように足裏に魔力を集中させて登るも七歩目辺りで弾かれてしまう。
「わかってはいたけど……」
「魔力のコントロールがこんなに難しいなんて……」
「………」
「最初は皆、そんなもんだ。魔力のコントロールを完璧にものにするには訓練あるのみ。」
「ネスちゃんもそうだったの?」
「あぁ。私も最初はよく失敗したもんだ。」
「「「………」」」
「……どうする?こんな所で音 を上げるのか?」
「……やるわ!!何がなんでも魔力のコントロールをものにしてみせる!!!」
「だね。せっかくネスさんが魔力を感じとれるようにしてくれたしね。」
「うん!!」
そうして三人は木登り訓練を再開する。
「………」
「優しいねぇ~。ネスちゃん。人間の子ども三人に魔力のコントロールの訓練を診てあげるなんて……」
そんななか、いつの間にかネスの近くにいたルナティックがそう話しかける。
尚、ルナティック自身の能力によってその存在は三人には認識されていない。
「別に。ただの気紛れだ。」
「ふぅ~ん……まっ。頑張ってくださいな♪ネス先生♪」
「うるさい。」
「うわっ!?」
ドターンッ!!
「痛っ!?」
が、三、四歩した辺りで木に弾かれ、落ちてしまう。
「さっきも説明したが、一定の魔力を放出し、それを維持し続けるのは難しい。必要以上の魔力を放出すれば、今のように弾かれてしまう。」
「うぅ……」
「次は僕……」
ロックはそう言いながらナイフを手に取り、バーナンと同じように足裏に魔力を集中させて登り始める。
バキィィィンッ!!
「くっ!!」
スタッ!!
が、四、五歩した辺りで弾かれてしまう。
「トレース・オン……キャリー。これでも穿いておけ。」シュッ!!
「あ。ありがとう。」パシッ!!
ネスはそう言いながら投影したスパッツをツインテール、キャリーに投げ渡す。
その後、スパッツを穿いたキャリーも二人と同じように足裏に魔力を集中させて登るも七歩目辺りで弾かれてしまう。
「わかってはいたけど……」
「魔力のコントロールがこんなに難しいなんて……」
「………」
「最初は皆、そんなもんだ。魔力のコントロールを完璧にものにするには訓練あるのみ。」
「ネスちゃんもそうだったの?」
「あぁ。私も最初はよく失敗したもんだ。」
「「「………」」」
「……どうする?こんな所で
「……やるわ!!何がなんでも魔力のコントロールをものにしてみせる!!!」
「だね。せっかくネスさんが魔力を感じとれるようにしてくれたしね。」
「うん!!」
そうして三人は木登り訓練を再開する。
「………」
「優しいねぇ~。ネスちゃん。人間の子ども三人に魔力のコントロールの訓練を診てあげるなんて……」
そんななか、いつの間にかネスの近くにいたルナティックがそう話しかける。
尚、ルナティック自身の能力によってその存在は三人には認識されていない。
「別に。ただの気紛れだ。」
「ふぅ~ん……まっ。頑張ってくださいな♪ネス先生♪」
「うるさい。」