裏切りの騎士
「!?おまえ、今……」
「なんだ?」無表情
「い、いや、なんでもねぇ……」
(無意識か?今の表情は無意識だったのか?だとしたら反則過ぎるだろ。あの表情は……)
「?」
ルドカーの様子に首を傾げながらもネスはダークエルフの首輪にNSを流し込む。
バキンッ!!カターンッ!!
すると次の瞬間、首輪が外れ、ダークエルフの瞳に生気が戻る。
「大丈夫か?自分が誰かとかわかるか?」
「あ・・・う・・・しろ・・・うしろ・・・」
そう尋ねるネスに対し、ダークエルフは辿々しい口調でそう言いながらネスの後ろを指差す。
「こうなったら、領主とエルフだけでも殺してやらぁぁぁっ!!」
『!?』
すると次の瞬間、死んだ筈のダイン(偽)が復活し、領主とエーテルに襲いかかる。
「バカな!?脈は確かに止まっていた筈!!」
「エーテル!!」ガバッ!!
「領主様!?」
ラルゴがそう困惑の声を上げるなか、領主はダイン(偽)の凶刃からエーテルを庇おうとする。
「ふん。」
「!?」
ズバァァァンッ!!
が、いつの間にか領主とエーテルの前に移動したネスがディスペアーサーベルでダイン(偽)の両腕を斬り裂き、
ドカァァァンッ!!
腹に蹴りを食らわせ、蹴り飛ばす。
「………」
「くっ……野郎……!!」
グジュグジュッ!!
蹴り飛ばされた後、ダイン(偽)はネスを睨みつけながら、そう言いながら立ち上がり、グジュグジュと音を鳴らしながら斬り落とされた両腕を再生させる。
『!?』
「それがおまえが得意としている『死んだフリ』のカラクリか。その特異な能力……おまえ、『運命の断片達』の一人か……」
その光景にメイリー達が驚愕するなか、ネスは真剣な表情でそう言う。
「!?てめぇ、まさか」
「フッ!!」
「!?」
バチチチチチチチィィィンッ!!
ダイン(偽)の言葉の最中、ネスはディスペアーサーベルの切っ先から黒雷を放ち、食らわせる。
「ぎゃあああぁぁぁっ!?」
ドサッ!!
黒雷を食らったダイン(偽)はそう苦痛の声を上げながら倒れ込む。
「ぐっ……てめぇ……」
「どんなに砕いても斬っても再生するなら、痺れさせてしまえばいい……おまえには色々と聞きたいこともあるしな……」
ネスはそう言いながらディスペアーサーベルにNSを纏わせ、虚空を一閃する。
「!?魔力が!?」
「念のためにおまえの魔力も断ち斬らせてもらった。魔法で抵抗されれば面倒だからな。」
「ぐっ……くそがぁ……」スッ
ダイン(偽)はそう言いながら一本のガイアメモリを取り出す。
『アルティメットキメラべムスター!!』
パキィィィンッ!!
「グオオオォォォーーーッ!!」
次の瞬間、ダイン(偽)はアルティメットキメラべムスター(量産型)に変身する。
「なっ!?」
「なんだ……ありゃあ……」
「ダイン(偽)が……」
「怪物に……!?」
バサァッ!!
ラルゴ、ルドカー、クイン、メイリーの四人がそう困惑の声を上げるなか、アルティメットキメラべムスターは翼を羽ばたかせて、空に飛び上がる。
「………」
そんななか、ネスはメイリー達から距離を取りながらディスペアーメモリを取り出す。
『ディスペアー!!』
シュウウウ・・・ガチャンッ!!
スィッチを押した瞬間、ネスの腰辺りに黒雷を纏った黒い霞が出現し、ディスペアードライバーとなって装着される。
「変身。」
『ディスペアー!!』
パキィィィンッ!!
次の瞬間、ネスはディスペアーに変身した。
「さぁ、絶望を受け取れ。」
「なんだ?」無表情
「い、いや、なんでもねぇ……」
(無意識か?今の表情は無意識だったのか?だとしたら反則過ぎるだろ。あの表情は……)
「?」
ルドカーの様子に首を傾げながらもネスはダークエルフの首輪にNSを流し込む。
バキンッ!!カターンッ!!
すると次の瞬間、首輪が外れ、ダークエルフの瞳に生気が戻る。
「大丈夫か?自分が誰かとかわかるか?」
「あ・・・う・・・しろ・・・うしろ・・・」
そう尋ねるネスに対し、ダークエルフは辿々しい口調でそう言いながらネスの後ろを指差す。
「こうなったら、領主とエルフだけでも殺してやらぁぁぁっ!!」
『!?』
すると次の瞬間、死んだ筈のダイン(偽)が復活し、領主とエーテルに襲いかかる。
「バカな!?脈は確かに止まっていた筈!!」
「エーテル!!」ガバッ!!
「領主様!?」
ラルゴがそう困惑の声を上げるなか、領主はダイン(偽)の凶刃からエーテルを庇おうとする。
「ふん。」
「!?」
ズバァァァンッ!!
が、いつの間にか領主とエーテルの前に移動したネスがディスペアーサーベルでダイン(偽)の両腕を斬り裂き、
ドカァァァンッ!!
腹に蹴りを食らわせ、蹴り飛ばす。
「………」
「くっ……野郎……!!」
グジュグジュッ!!
蹴り飛ばされた後、ダイン(偽)はネスを睨みつけながら、そう言いながら立ち上がり、グジュグジュと音を鳴らしながら斬り落とされた両腕を再生させる。
『!?』
「それがおまえが得意としている『死んだフリ』のカラクリか。その特異な能力……おまえ、『運命の断片達』の一人か……」
その光景にメイリー達が驚愕するなか、ネスは真剣な表情でそう言う。
「!?てめぇ、まさか」
「フッ!!」
「!?」
バチチチチチチチィィィンッ!!
ダイン(偽)の言葉の最中、ネスはディスペアーサーベルの切っ先から黒雷を放ち、食らわせる。
「ぎゃあああぁぁぁっ!?」
ドサッ!!
黒雷を食らったダイン(偽)はそう苦痛の声を上げながら倒れ込む。
「ぐっ……てめぇ……」
「どんなに砕いても斬っても再生するなら、痺れさせてしまえばいい……おまえには色々と聞きたいこともあるしな……」
ネスはそう言いながらディスペアーサーベルにNSを纏わせ、虚空を一閃する。
「!?魔力が!?」
「念のためにおまえの魔力も断ち斬らせてもらった。魔法で抵抗されれば面倒だからな。」
「ぐっ……くそがぁ……」スッ
ダイン(偽)はそう言いながら一本のガイアメモリを取り出す。
『アルティメットキメラべムスター!!』
パキィィィンッ!!
「グオオオォォォーーーッ!!」
次の瞬間、ダイン(偽)はアルティメットキメラべムスター(量産型)に変身する。
「なっ!?」
「なんだ……ありゃあ……」
「ダイン(偽)が……」
「怪物に……!?」
バサァッ!!
ラルゴ、ルドカー、クイン、メイリーの四人がそう困惑の声を上げるなか、アルティメットキメラべムスターは翼を羽ばたかせて、空に飛び上がる。
「………」
そんななか、ネスはメイリー達から距離を取りながらディスペアーメモリを取り出す。
『ディスペアー!!』
シュウウウ・・・ガチャンッ!!
スィッチを押した瞬間、ネスの腰辺りに黒雷を纏った黒い霞が出現し、ディスペアードライバーとなって装着される。
「変身。」
『ディスペアー!!』
パキィィィンッ!!
次の瞬間、ネスはディスペアーに変身した。
「さぁ、絶望を受け取れ。」