それぞれの決着

ディーオ・エンジェルVS『ン・ガミオ・ゼダ』・ヒトツミ・・・

「はぁっ!!」

バチチチィィィンッ!!

自らの浮游能力で上空へと浮游したン・ガミオ・ゼダはそう言いながら、掌から雷を地上にいるディーオに向けて、放つ。

「ッ!!」

対するディーオはその雷をかわしながら、腕輪を白い宝石の腕輪に着け換えて、バックルの魔法陣に翳す。

『トランスフォーメーション、アルテミスモード』

パキィィィンッ!!

次の瞬間、ディーオは通常のディーオモードから複眼が白で弓矢を使い、光を操るアルテミスモードに変わる。

「はぁっ!!」

シュパパパパパッ!!

アルテミスモードに変わった後、ディーオは数本の“光の矢”を放つ。

ズガガガガガァンッ!!

「ぐはあああぁぁぁっ!?」

ドカァァァンッ!!

ディーオが放った数本の矢を受けたン・ガミオ・ゼダはそう苦痛の声を上げながら、地面に落下する。

「はぁっ!!」

「!?」

ビカアアアァァァーーーッ!!

ン・ガミオ・ゼダが落下した後、ディーオは今度は強烈な光を発生させる。

「ぐっ・・・眩しい・・・!!」

ディーオが発生させた強烈な光に目をやられたン・ガミオ・ゼダはそう言いながら一瞬だけ、動きを止める。

その隙にディーオは腕輪を再び魔法陣に翳す。

『ファイナルアタックモード』

「“ライティングアロー”!!」

「!?」

ズガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガァンッ!!

次の瞬間、ディーオはそう言いながら、無数の矢となった光を光速で放ち、ン・ガミオ・ゼダを射抜く。

「グオオオォォォーーーッ!?」

ドッカァァァンッ!!

アルテミスモードでの必殺技、“ライティングアロー”を食らったン・ガミオ・ゼダは次の瞬間、そう断末魔の叫びを上げながら爆発し、消滅した。
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