それぞれの決着

「グオオオォォォーーーッ!!」

ガキキキキキキキキキキキキキキキィンッ!!

ギラファアンデッドはそう雄叫びを上げながら、ヘルター・スケルターで乱舞を放つ。

「………」

が、なのははその剣撃をレイジングハートで受けたりいなしたりして捌ききる。

「ちっ!!このクソが!!」

そんななか、ギラファアンデッドはそう言いながら一旦距離を取り、光の刃を放とうとヘルター・スケルターを振り上げる。

「レイジングハート!!」

「Yes. Master.」

ズガガァンッ!!

「!?」

が、その瞬間、なのはからの指示を受けたレイジングハートが操作するブラスタービットから放たれた“アクセルシューター”によって、ギラファアンデッドの手元からヘルター・スケルターが弾き飛ばされる。

『“レストリクトロック”。』

「!?」

バシィィィンッ!!

レイジングハートは続いて、“レストリクトロック”を使って、ギラファアンデッドを拘束する。

「くっ・・・この」

ガキョンッ!!ガキョンッ!!ガキョンッ!!ガキョンッ!!

「“エクセリオンバスターーー”!!!」

ズガアアアァァァーーーンッ!!

次の瞬間、なのははカートリッジを四発消費して、“エクセリオンバスター”を放つ。

「この俺が人間に・・・負けるだと・・・ぐわあああぁぁぁーーーっ!?」

ドッカァァァンッ!!

なのはの“エクセリオンバスター”を食らったギラファアンデッドは次の瞬間、そう断末魔の叫びを上げながら爆発し、消滅した。
4/18ページ
スキ