白銀の翼

「ありがとう……ネクサス……」

『ドライバーオン・プリーズ』

ノゾミはそう言いながらホープドライバーを装着し、イージスリングを左手の中指に嵌める。

『シャバドゥビタッチヘンシーン!!シャバドゥビタッチヘンシーン!!』

「変身!!」

『イージス!!プリーズ!!カァァァ・・・カァァァ・・・』

パキィィィンッ!!

ノゾミがそう言いながらバックルの手形にイージスリングを翳した瞬間、ネクサスの幻影が現れ、ノゾミと一体化する。

次の瞬間、ノゾミは顔の宝石が白、胸に赤いV字の宝石のアーマーが追加され、それ以外は白銀のホープ、ネクサスの“力”が加わった最強形態、ホープ・イージススタイルに変身した。

「はぁっ!!」

「!?」

ドカッ!!

そんななか、ゼウスは足払いをかけて、イージスを転倒させる。

「くっ!!」

「目障りな人形が……消えろ!!」

ゼウスはそう言いながら、ドラゴンズデュアルセイバーでイージスを刺し殺そうとする。

「させないよ!!」

ズドォォォンッ!!

が、その瞬間、ホープはそう言いながら、鎧武のソニックアローを白銀に染めたイージススタイルの専用武器、イージスアローで光の矢を放つ。

ズガァァァンッ!!

「ぐわっ!?」

ホープが放った光の矢はゼウスに命中し、退ける。

「セッテ!!大丈夫!!」

「ノゾミ……あぁ!!」

「くっ……貴様!!」

自分に駆け寄りながらそう言うホープに対し、イージスがそう言いながら立ち上がるなか、ゼウスはそう言いながら憤慨する。

「いくよ!!セッテ!!」

「あぁ!!ノゾミ!!」

そう言いながらイージスアローを構えるホープに対し、イージスはそう言いながらイージスソードを構える。

「小娘共が……まとめて地獄に送ってやる!!」

そんな二人に対し、ゼウスはそう言いながらドラゴンズデュアルセイバーを分離させ、二刀流にして構える。

こうしてホープ・イージスVSゼウスの戦いが始まった。
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