セッテの決意
「セッテ。今、おまえが流しているその涙は偽物でもなければ、作り物でもない……紛れもないおまえ自身の感情が流させたものだ……」
「トーレ……」
「……もう私やドクター達のことは気にするな。おまえは自分の生きたいように生きろ………」
「………」
「セッテ。おまえはどうしたいんだ?」
「……私は……」
(「それでも……セッテはセッテだよ………」)
「!?」
この時、セッテは初めて会った日の夜、ベランダでのノゾミとの会話を思い起こす。
「……私は……ノゾミを助けに行きます!!ですから……ここでお別れです……トーレ……」
次の瞬間、セッテは涙を拭い、覚悟が決まった瞳でトーレを見ながらそう言う。
「そうか……なら、これを持っていけ。」
対するトーレはそう言いながら、彩夏から渡された『ある物』を手渡す。
「!?これは……」
それはライダーブレスと白銀の鳥のようなゼクター、『イージスゼクター』だった。
「トーレ。これは……」
「黒原彩夏からおまえが目を覚ましたら渡してほしいと頼まれていたものだ……きっと、おまえの“力”になる筈だ……」
「ありがとうございます。トーレ。」
セッテはそう言いながら、ライダーブレスを右手首に装着する。
「……行ってこい……セッテ……」
「はい!!」
そうしてセッテはトーレと別れ、ノゾミの救援に向かう。
「さて、私もこうしてはいられないな。」ガチャンッ!!
その後、トーレはそう言いながら、『Xマジンラー』から与えられたダークデルタドライバーを装着し、ダークデルタフォンを取り出す。
「変身!!」
パキィィィンッ!!
次の瞬間、トーレは白と黒が逆転したデルタ、ダークデルタに変身する。
「今、街中で暴れている怪人は『Xマジンラー』とは関係ないからな……妹のセッテがこれからも世話になるんだ……今のうちに借りをできるだけ返しておかないとな……」
ダークデルタはそう言いながら、ゼウスが生み出した怪人達と戦っているライダー達の救援に向かった。
「トーレ……」
「……もう私やドクター達のことは気にするな。おまえは自分の生きたいように生きろ………」
「………」
「セッテ。おまえはどうしたいんだ?」
「……私は……」
(「それでも……セッテはセッテだよ………」)
「!?」
この時、セッテは初めて会った日の夜、ベランダでのノゾミとの会話を思い起こす。
「……私は……ノゾミを助けに行きます!!ですから……ここでお別れです……トーレ……」
次の瞬間、セッテは涙を拭い、覚悟が決まった瞳でトーレを見ながらそう言う。
「そうか……なら、これを持っていけ。」
対するトーレはそう言いながら、彩夏から渡された『ある物』を手渡す。
「!?これは……」
それはライダーブレスと白銀の鳥のようなゼクター、『イージスゼクター』だった。
「トーレ。これは……」
「黒原彩夏からおまえが目を覚ましたら渡してほしいと頼まれていたものだ……きっと、おまえの“力”になる筈だ……」
「ありがとうございます。トーレ。」
セッテはそう言いながら、ライダーブレスを右手首に装着する。
「……行ってこい……セッテ……」
「はい!!」
そうしてセッテはトーレと別れ、ノゾミの救援に向かう。
「さて、私もこうしてはいられないな。」ガチャンッ!!
その後、トーレはそう言いながら、『Xマジンラー』から与えられたダークデルタドライバーを装着し、ダークデルタフォンを取り出す。
「変身!!」
パキィィィンッ!!
次の瞬間、トーレは白と黒が逆転したデルタ、ダークデルタに変身する。
「今、街中で暴れている怪人は『Xマジンラー』とは関係ないからな……妹のセッテがこれからも世話になるんだ……今のうちに借りをできるだけ返しておかないとな……」
ダークデルタはそう言いながら、ゼウスが生み出した怪人達と戦っているライダー達の救援に向かった。