「！？あいつは……」

「「！？」」

『・・・』

爆発音が響き渡ってきた方に駆けつけてみると、そこにはゼウスと共に『Ｘマジンラー』の実験場から姿を消したダークロプスがいた。

『・・・ノゾミ・ナカムラ、阿号、河城ニトリノ存在ヲ確認・・・排除スル！！』

「「「！？」」」

ズガァァァンッ！！

ノゾミ達の存在を認識したダークロプスはそう言いながら、“ダークロプスメイザー”を放って、攻撃を仕掛けてくる。

「ッ！！」

「くっ！！」

「うわっ！？」

ズガァァァンッ！！

対する三人はそう言いながら、分かれることで攻撃をかわす。

かわされた“ダークロプスメイザー”は先程まで三人がいた所に命中し、焦げ跡を作る。

「くっ……」ｽｯ

“ダークロプスメイザー”をかわした後、ノゾミはそう言いながら、懐から『妖怪の国』での戦いの最中に入手したウルトラマンネクサスへの変身アイテム、エボルトラスターを取り出す。

・・・フッ・・・

「え？」

「………」

が、その時、ダークロプスの背後に共に『Ｘマジンラー』の実験場から姿を消したゼウスがドラゴンズデュアルセイバーを振りかぶりながら現れる。

「……“ゴッドジャッジメント”……」

「「「『！？』」」」

バチバチッ！！ズバァァァンッ！！

次の瞬間、ゼウスはそう言いながら、黒い雷を纏ったドラゴンズデュアルセイバーでダークロプスを縦に真っ二つに斬り裂く。

「………」

『キ・・・サマ・・・！？』

ドッカァァァンッ！！

斬り裂かれたダークロプスはそう言いながらその場で爆発し、消滅した。

「え？なに？このライダー……私達を助けてくれた？」

突然、現れ、ダークロプスを倒したゼウスに対し、ノゾミはそう言いながら首を傾げる。

「ぐおおおぉぉぉーーーっ！！」

「「「！？」」」

が、次の瞬間、ゼウスはそう雄叫びを上げながら、ノゾミに斬りかかってくる。

「くっ！！」

突然、斬りかかってきたゼウスのドラゴンズデュアルセイバーをノゾミは紙一重でかわしながら、距離を取る。

「「ノゾミ！！」」

「大丈夫！！」

ゼウスから距離を取った後、そう話しかける阿号とにとりに対し、ノゾミはそう言う。

「ぐおおおぉぉぉーーーっ！！」

そんなノゾミに対し、ゼウスはそう雄叫びを上げながら向かってくる。

「よくわからないけど、普通じゃないのは間違いないね。」ｽｯ

対するノゾミはそう言いながら取り出したエボルトラスターをしまい、代わりにドライバーオンリングとソルリングを取り出し、ドライバーオンリングを右手の薬指に、ソルリングを左手の薬指に嵌める。

『ドライバーオン・プリーズ』

『シャバドゥビタッチヘンシーン！！シャバドゥビタッチヘンシーン！！』

「変身！！」

『ソル・プリーズ。サンサン・・・サンサン・・・ッ！！』

パキィィィンッ！！

次の瞬間、ノゾミはホープに変身する。

『コネクト・プリーズ』

「さぁ、希望のショータイムよ。」

変身した後、二刀流のホープソードガン・ソードモードを取り出し、構えながら、ホープはそう言いながらゼウスに向かっていった。