闇の使者達

ナカムラ家付近・・・

「フフフ・・・」

「ガアアアァァァッ!!」

ナカムラ家付近ではコマンダードーパントとユニコーンヤミーがそう言いながら暴れていた。

「ユニコーンヤミー……ユキが知ったら怒りそうだね……」

「っとどうやら間に合ったみたいやな。ツバキはん。」

「そうですね。サクヤ。」

ノゾミ達から連絡を受け、家の中から出てきた夢羽がユニコーンヤミーを見ながらそう言うなか、サクヤ&ツバキがそう言いながら、その場に駆けつける。

「ほんじゃあ、今回は頼むで。ツバキはん。」ガチャンッ!!

「えぇ。出番ですよ。キバ。」キュゥゥゥンッ!!

『あぁ。マスター。』

サクヤはそう言いながらダブルドライバーを装着し、ツバキがそう言いながら差し出した右手の掌の上に22年前、月詠に造ってもらったファングメモリ、キバがそう言いながら飛び乗る。

『ジョーカー!!』

『ファング!!』

「「変身!!」」

ガチャンッ!!キュゥゥゥンッ!!ガチャンッ!!ガチャンッ!!

ガッチャンッ!!

『ファングジョーカー!!』

パキィィィンッ!!

次の瞬間、ツバキ&サクヤはツバキが主体のW・ファングジョーカーに変身する。

「さぁ、地獄への前夜祭をお楽しみください。」

変身した後、Wはそう言う。

「いくよ。ポセイドン。」ガチャンッ!!

『あぁ……』

夢羽はそう言いながらポセイドンドライバーを装着し、ドライバーにセットされている三枚のコアメダルに宿る、使い魔でもある意思、ポセイドンはそう返事をする。

「変身!!」

『サメ!!クジラ!!オオカミウオ!!』

パキィィィンッ!!

次の瞬間、夢羽はポセイドンに変身し、身体の主導権はポセイドンに移り、人格交代を果たす。

「仮面ライダー・・・倒す!!」

「グルルル・・・ッ!!」

「ポセイドン。夢羽。コマンダードーパントは私達が相手をします。」

『せやから二人はユニコーンヤミーを頼むわ。』

「あぁ……」

『わかった。』

コマンダードーパントとユニコーンヤミーがそう言いながら戦闘体制を取るなか、Wとポセイドンもそう話しながら戦闘体制を取る。

こうしてW・ポセイドンVSコマンダードーパント・ユニコーンヤミーの戦いが始まった。
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