闇の使者達

商店街・・・

「俺の平和に人類は不要!!」

「人間達よ!!私の裁きを受けるが良い!!」

商店街ではギラファアンデッドとジャッジロイミュードがそう言いながら暴れていた。

「やれやれ……人工キメラの次は怪人二体とは今日はあまり穏やかじゃないぞい……」

そんな二体の怪人に対し、マミゾウはそう言いながら対峙する。

「なんだ?貴様。」

「ほっほっほっ……ただの蜂蜜屋の店主じゃぞい。」

「貴様が我らの相手をする気か?」

首を傾げながらそう尋ねるギラファアンデッドに不敵な笑みを浮かべながらそう答えるマミゾウに対し、ジャッジロイミュードがそう尋ねる。

「そうじゃのぅ……ここら辺には儂の店があるしのぅ……」

「はははははっ!!店を護るために俺達の相手をするか!!」

「その威勢の良さは誉めてやろう!!」

ギラファアンデッドとジャッジロイミュードはそう言いながら、戦闘体制を取る。

「じゃが、今回は彼女らに任せるとするかのぅ。」

「「?」」

が、マミゾウが不敵な笑みを浮かべながらそう言った瞬間、

ズドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドッ!!

「「!?」」

二体の怪人の頭上から三十弾の“アクセルシューター”が襲いかかる。

ズガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガァンッ!!

「「グオオオォォォーーーッ!?」」

「マミゾウさん!!」

「幻術によるサポートと怪人達の注意の引き付け、ありがとうございます。」

「うむ。」

三十弾の“アクセルシューター”を受け、二体の怪人がダメージを受けるなか、先程までマミゾウの幻術によって姿を隠していたなのはとフェイトがそう言いながら地上に降り立つ。

「ぐっ……貴様らぁ!!」

「嘗めた真似を!!」

そんななのはとフェイトに対し、二体の怪人は憤慨しながらそう言う。

「……マミゾウさん。ここは私達に任せて……」

「マミゾウさんは他の人達の避難を。」

「うむ。では任せたぞい。なのは。フェイト。」

そうしてマミゾウはその場から離脱する。

「いくよ。なのは。」

「うん!!フェイトちゃん!!」

マミゾウが離脱した後、フェイトとなのははそう話しながら、バルディッシュとレイジングハートを構え直す。

「小賢しい人間共が!!」

「我らを怒らせたことを後悔させてくれる!!」

対するギラファアンデッドとジャッジロイミュードはそう言いながら、ヘルター・スケルターとブレードジャッジを構える。

こうしてなのは・フェイトVSギラファアンデッド・ジャッジロイミュードの戦いが始まった。
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