遭遇
『ウェズペリア』、『アトラン王国』、街中・・・
「なんかセッテのことについて、言い出せなかったね……」
「うん。記憶を無くしているとはいえ、ノゾミちゃんと仲良さそうにしている姿を見たら、とても……ね……」
「………」
『希望の翼』で食事とセッテの様子見を終えた後、カオリとなのははそう話しながら、フェイトと共に歩いている。
「……私、セッテの再逮捕は見送ろうかと思う……」
「!?フェイトちゃん!?」
「見送って、セッテの場合は脱獄じゃなく、仮釈放扱いになれるよう、はやてやクロノ、リンディさんに頼んでみようと思うんだ。」
そんななか、フェイトが真剣な表情でそう言う。
「フェイトちゃん………」
「良いの?それで………」
「うん。執務官は逮捕するだけが仕事じゃないから……ああいった笑顔を護るのが私の仕事だから……」
真剣な表情でそう尋ねるカオリに対し、フェイトは笑顔でそう言う。
「……そうだよね。記憶がないからとはいえ、今のセッテは戦うための兵器としてじゃなく、普通の人間として生きようとしてるんだもんね。」
「だね。」
「……私も手伝うよ。フェイトちゃん。」
「私もシャトラちゃんに協力を頼んでみたりとか、できる限りのことはするよ。」
「ありがとう。なのは。カオリ……じゃあ、今後のことを相談しに一翔さん達の所へ戻ろう……」
「「うん!!」」
こうして三人はセッテの今後を相談するためにナカムラ家へと向かっていった。
「なんかセッテのことについて、言い出せなかったね……」
「うん。記憶を無くしているとはいえ、ノゾミちゃんと仲良さそうにしている姿を見たら、とても……ね……」
「………」
『希望の翼』で食事とセッテの様子見を終えた後、カオリとなのははそう話しながら、フェイトと共に歩いている。
「……私、セッテの再逮捕は見送ろうかと思う……」
「!?フェイトちゃん!?」
「見送って、セッテの場合は脱獄じゃなく、仮釈放扱いになれるよう、はやてやクロノ、リンディさんに頼んでみようと思うんだ。」
そんななか、フェイトが真剣な表情でそう言う。
「フェイトちゃん………」
「良いの?それで………」
「うん。執務官は逮捕するだけが仕事じゃないから……ああいった笑顔を護るのが私の仕事だから……」
真剣な表情でそう尋ねるカオリに対し、フェイトは笑顔でそう言う。
「……そうだよね。記憶がないからとはいえ、今のセッテは戦うための兵器としてじゃなく、普通の人間として生きようとしてるんだもんね。」
「だね。」
「……私も手伝うよ。フェイトちゃん。」
「私もシャトラちゃんに協力を頼んでみたりとか、できる限りのことはするよ。」
「ありがとう。なのは。カオリ……じゃあ、今後のことを相談しに一翔さん達の所へ戻ろう……」
「「うん!!」」
こうして三人はセッテの今後を相談するためにナカムラ家へと向かっていった。