守矢神社にご挨拶

守矢神社、敷地内、中庭・・・

「にとり。おまえは早苗と一緒に離れていてくれ。」

「わかったよ。阿号。」

中庭に移動した後、にとりはそう言いながら早苗と一緒になって離れ、阿号は諏訪子と神奈子の二人と対峙する。

「んじゃあ、まずは私からいくよ。」

諏訪子はそう言いながら能力を使って岩石、土、水、植物、マグマ等を生み出す。

「はぁっ!!」

ズドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドッ!!

次の瞬間、諏訪子はそう言いながら生み出したものを操作し、阿号に向けて、一斉に放つ。

「………」

ズガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガァンッ!!

対する阿号は真剣な表情で見つめながら、諏訪子の攻撃を全て、その身で受け止め、阿号がいた所が土煙に包み込まれる。

「「ッ!!」」

その土煙を見て、にとりと早苗は思わず息を飲む。

サァァァ・・・

「………」

が、土煙が晴れるとそこにはほぼ無傷の阿号が立っていた。

「阿号!!」

「どうだい?諏訪子の能力ちからはコピーできたかい?」

「あぁ……」

無傷の阿号を見て、にとりが安心しながらそう言うなか、そう尋ねる神奈子にそう答えながら阿号は先程、諏訪子がやってみせたように岩石、土、水、植物、マグマ等を生み出してみせる。
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