守矢神社にご挨拶
守矢神社内・・・
「神奈子様。諏訪子様。にとりさんと例の新聞に載っていた阿号さんが挨拶にいらっしゃいましたよ。」
神社に入って少しすると、一つの部屋の襖の前で早苗がそう言う。
「あぁ……じゃあ、通してちょうだい。」
「はい。どうぞ……」
ガラッ!!
すると、中からそう言う女性の声が聞こえ、早苗はそう言いながら襖を開ける。
「失礼します。」
「失礼する。」
にとりと阿号はそう言いながら中に入る。
すると、中には紫がかった青髪のセミロングの女性と金髪のショートボブの女の子がいた。
「いらっしゃい。まぁ、とりあえず適当にそこら辺にでも座って。」
「早苗。何かお茶でも用意してあげて。」
女性は普通な感じでそう二人に座るように促し、女の子はそう早苗に言う。
「わかりました。諏訪子様。」
対する早苗はそう言いながら部屋を出ていく。
「さて、じゃあ、まずは自己紹介といこうか……私は八坂 神奈子。この神社の神だ。」
「私は洩矢 諏訪子。神奈子と同じこの神社の神だよ。」
「私は人型魔導具の阿号。一昨日からにとりの家で世話になっている……よろしく頼む……」
早苗が出ていった後、改めてそう自己紹介をする女性、神奈子と女の子、諏訪子に対し、阿号もそう自己紹介しながら頭を下げる。
「うん。よろしくねぇー。阿号。」
「んでさぁ。ちょっと聞きたいんだけど、この新聞に描いてあるのは本当かい?」パサッ
そんな阿号に対し、諏訪子は笑顔でそう言い、神奈子は一紙の新聞を取り出しながらそう尋ねる。
「「ん?」」
対する阿号とにとりがその新聞を読んでみると、
『『幻想卿』に邪悪な魔の手、迫る!!新たな外来人は救世主となるのか!?』
という見出しで阿号のことは勿論、先日、博麗神社で阿号が倒したホラーを始めとする『マジンラー』の残党達のことが描かれてあった。
「あはは……わかってはいたけど、もう記事にしたんだ。文さん……」
「そう言うってことはその新聞に載っていることは……」
「概ね、事実だ。」
新聞を読んで、苦笑いしながらにとりがそう言うなか、そう尋ねる神奈子に対し、阿号はそう答える。
「そう……で?あんたはどうする気だい?」
対する神奈子は今後について、そう尋ねる。
「決まっている。マジンラーの残党を……イマジンやホラーを狩る……私はそのために造られた存在だからな……」
「……そう……じゃあ、もう一つ、聞くんだけど、あんたの能力がこの記事に載っている通り、『受けた相手の弾幕や能力を吸収して、自分のものにできる』程度の能力ってのも本当かい?」
「?あぁ、それも本当だが……」
「それがどうかしたんですか?神奈子さん。」
真剣な表情で能力について、尋ねる神奈子に対し、阿号は首を傾げながらそう答えるなか、にとりは首を傾げながらそう尋ねた。
「神奈子様。諏訪子様。にとりさんと例の新聞に載っていた阿号さんが挨拶にいらっしゃいましたよ。」
神社に入って少しすると、一つの部屋の襖の前で早苗がそう言う。
「あぁ……じゃあ、通してちょうだい。」
「はい。どうぞ……」
ガラッ!!
すると、中からそう言う女性の声が聞こえ、早苗はそう言いながら襖を開ける。
「失礼します。」
「失礼する。」
にとりと阿号はそう言いながら中に入る。
すると、中には紫がかった青髪のセミロングの女性と金髪のショートボブの女の子がいた。
「いらっしゃい。まぁ、とりあえず適当にそこら辺にでも座って。」
「早苗。何かお茶でも用意してあげて。」
女性は普通な感じでそう二人に座るように促し、女の子はそう早苗に言う。
「わかりました。諏訪子様。」
対する早苗はそう言いながら部屋を出ていく。
「さて、じゃあ、まずは自己紹介といこうか……私は
「私は
「私は人型魔導具の阿号。一昨日からにとりの家で世話になっている……よろしく頼む……」
早苗が出ていった後、改めてそう自己紹介をする女性、神奈子と女の子、諏訪子に対し、阿号もそう自己紹介しながら頭を下げる。
「うん。よろしくねぇー。阿号。」
「んでさぁ。ちょっと聞きたいんだけど、この新聞に描いてあるのは本当かい?」パサッ
そんな阿号に対し、諏訪子は笑顔でそう言い、神奈子は一紙の新聞を取り出しながらそう尋ねる。
「「ん?」」
対する阿号とにとりがその新聞を読んでみると、
『『幻想卿』に邪悪な魔の手、迫る!!新たな外来人は救世主となるのか!?』
という見出しで阿号のことは勿論、先日、博麗神社で阿号が倒したホラーを始めとする『マジンラー』の残党達のことが描かれてあった。
「あはは……わかってはいたけど、もう記事にしたんだ。文さん……」
「そう言うってことはその新聞に載っていることは……」
「概ね、事実だ。」
新聞を読んで、苦笑いしながらにとりがそう言うなか、そう尋ねる神奈子に対し、阿号はそう答える。
「そう……で?あんたはどうする気だい?」
対する神奈子は今後について、そう尋ねる。
「決まっている。マジンラーの残党を……イマジンやホラーを狩る……私はそのために造られた存在だからな……」
「……そう……じゃあ、もう一つ、聞くんだけど、あんたの能力がこの記事に載っている通り、『受けた相手の弾幕や能力を吸収して、自分のものにできる』程度の能力ってのも本当かい?」
「?あぁ、それも本当だが……」
「それがどうかしたんですか?神奈子さん。」
真剣な表情で能力について、尋ねる神奈子に対し、阿号は首を傾げながらそう答えるなか、にとりは首を傾げながらそう尋ねた。