初めての弾幕ごっこ
ズガァァァンッ!!
「なっ!?」
土煙の中からそう言う阿号の声が聞こえた瞬間、土煙の中から先程、魔理沙が阿号に食らわせた『ノンディレクショナルレーザー』が魔理沙目掛けて、放たれる。
「くっ!!」
突如、反射されたかのように放たれた『ノンディレクショナルレーザー』を魔理沙は掠りながらも直撃は回避する。
「これでこちらは被弾1、そっちは2だな……」
そんななか、先程の『ノンディレクショナルレーザー』で多少なりともぼろぼろになった阿号がそう言いながら、土煙の中から現れる。
「な、なんでおまえが私の『ノンディレクショナルレーザー』を!?」
「その『ノンディレクショナルレーザー』を食らう寸前に発動した『吸符 リフレクトペイン』の効果だ。このスペカは受けた攻撃を吸収し、相手に反射することができる。」
何故、自分の『ノンディレクショナルレーザー』を使えたかについて、困惑しながらもそう尋ねる魔理沙に対し、阿号は冷静にそう説明する。
(くっ……マズいぜ。こっちは二回も被弾しちまった上にスペカも二枚使っちまった……)
そんな阿号の説明を聞いた後、魔理沙はそう考えながら焦りだす。
(こうなったら、こいつで決めるしかねぇ!!)
魔理沙はそう思いながら、最後のスペカを取り出す。
パァァァ・・・
最後のスペカは光りながらミニ八卦炉に変わる。
「恋符、『マスタースパーク』!!!」
ズガアアアァァァーーーンッ!!
次の瞬間、魔理沙はそう言いながら、ミニ八卦炉から極太のレーザービームを放つ。
「ッ!!」
対する阿号は腕をクロスさせて、防御の体制に入る。
ズガアアアァァァーーーンッ!!
次の瞬間、阿号は魔理沙の『マスタースパーク』に呑み込まれ、土煙に包み込まれる。
「はぁ……はぁ……どうだ……?」
自分が放った『マスタースパーク』で発生した土煙を見ながら、魔理沙は息切れしながらそう言う。
「ぐっ……くっ……」
「!?」
が、次の瞬間、土煙の中からボロボロではあるが、戦闘不能にはなっていない阿号が現れる。
(くっ……危なかった……この世界に来たことで宿った能力がなければ、意識を刈り取られていた……)
「おまえ……さっきのあれを凌いだのか!?」
自分の最後のスペカ、『恋符 マスタースパーク』を受けても倒れなかった阿号に対し、魔理沙は困惑しながらもそう尋ねる。
「あぁ、正直ギリギリだったが、能力でできるだけ吸収してダメージを軽減させた……」スッ
対する阿号はそう言いながら、最後のスペカを取り出す。
「記符、『メモリーズウェポン』。」
パァァァ・・・
「!?」
阿号がそう言った瞬間、最後のスペカ、『記符 メモリーズウェポン』は魔理沙のミニ八卦炉に変わる。
「“マスタースパーク”!!」
ズガアアアァァァーーーンッ!!
次の瞬間、阿号はそう言いながら、魔理沙の“マスタースパーク”を放つ。
「な」
ズガアアアァァァーーーンッ!!
阿号が放ってきた“マスタースパーク”に驚くも束の間、魔理沙はその“マスタースパーク”に呑み込まれた。
「なっ!?」
土煙の中からそう言う阿号の声が聞こえた瞬間、土煙の中から先程、魔理沙が阿号に食らわせた『ノンディレクショナルレーザー』が魔理沙目掛けて、放たれる。
「くっ!!」
突如、反射されたかのように放たれた『ノンディレクショナルレーザー』を魔理沙は掠りながらも直撃は回避する。
「これでこちらは被弾1、そっちは2だな……」
そんななか、先程の『ノンディレクショナルレーザー』で多少なりともぼろぼろになった阿号がそう言いながら、土煙の中から現れる。
「な、なんでおまえが私の『ノンディレクショナルレーザー』を!?」
「その『ノンディレクショナルレーザー』を食らう寸前に発動した『吸符 リフレクトペイン』の効果だ。このスペカは受けた攻撃を吸収し、相手に反射することができる。」
何故、自分の『ノンディレクショナルレーザー』を使えたかについて、困惑しながらもそう尋ねる魔理沙に対し、阿号は冷静にそう説明する。
(くっ……マズいぜ。こっちは二回も被弾しちまった上にスペカも二枚使っちまった……)
そんな阿号の説明を聞いた後、魔理沙はそう考えながら焦りだす。
(こうなったら、こいつで決めるしかねぇ!!)
魔理沙はそう思いながら、最後のスペカを取り出す。
パァァァ・・・
最後のスペカは光りながらミニ八卦炉に変わる。
「恋符、『マスタースパーク』!!!」
ズガアアアァァァーーーンッ!!
次の瞬間、魔理沙はそう言いながら、ミニ八卦炉から極太のレーザービームを放つ。
「ッ!!」
対する阿号は腕をクロスさせて、防御の体制に入る。
ズガアアアァァァーーーンッ!!
次の瞬間、阿号は魔理沙の『マスタースパーク』に呑み込まれ、土煙に包み込まれる。
「はぁ……はぁ……どうだ……?」
自分が放った『マスタースパーク』で発生した土煙を見ながら、魔理沙は息切れしながらそう言う。
「ぐっ……くっ……」
「!?」
が、次の瞬間、土煙の中からボロボロではあるが、戦闘不能にはなっていない阿号が現れる。
(くっ……危なかった……この世界に来たことで宿った能力がなければ、意識を刈り取られていた……)
「おまえ……さっきのあれを凌いだのか!?」
自分の最後のスペカ、『恋符 マスタースパーク』を受けても倒れなかった阿号に対し、魔理沙は困惑しながらもそう尋ねる。
「あぁ、正直ギリギリだったが、能力でできるだけ吸収してダメージを軽減させた……」スッ
対する阿号はそう言いながら、最後のスペカを取り出す。
「記符、『メモリーズウェポン』。」
パァァァ・・・
「!?」
阿号がそう言った瞬間、最後のスペカ、『記符 メモリーズウェポン』は魔理沙のミニ八卦炉に変わる。
「“マスタースパーク”!!」
ズガアアアァァァーーーンッ!!
次の瞬間、阿号はそう言いながら、魔理沙の“マスタースパーク”を放つ。
「な」
ズガアアアァァァーーーンッ!!
阿号が放ってきた“マスタースパーク”に驚くも束の間、魔理沙はその“マスタースパーク”に呑み込まれた。