影アリスの正体
「くっ……はぁっ!!」
「「「「「!?」」」」」
ズガアアアァァァンッ!!
闇霊夢を引きずり出された直後、影法師は“闇の波動”を放って、影魔理沙達を吹き飛ばし、
ズガアアアァァァンッ!!
再び強力な重力を発生させる。
「あっ……うっ……!?」
「これは……影霊夢さんの……!?」
「なんで……元真っ黒霊夢は引きずり出したのに……!!」
「フフフ……残念だが、そいつの“力”は既に奪わせてもらった……」
パァァァ
影法師が発生させた重力について、早苗とさとりが押し潰されそうになりながらもそう言うなか、影法師はそう言いながら、頭上に超巨大な紫の玉の生成を始める。
ズドドドドドドドドドドッ!!
ズガガガガガガガガガガァンッ!!
「ぐおっ!?」
「「「「「!?」」」」」
が、次の瞬間、何処からか、十弾の光弾が放たれ、影法師に命中、紫の玉の生成を妨害する。
「どうやら間に合ったようだな。蒼牙閣下。」
「あぁ。そうだな。リヒテル。」
「「「「「「!?」」」」」」
次の瞬間、別世界の『幻想卿』から紫が要請して送り込んだリヒテルと蒼牙が変身した仮面ライダーマンティスと仮面ライダーディラーネがゼクトクナイガンとディラーネドライバー・ガンタイプの銃口を影法師に向けた状態でその場に現れる。
「ファルコ。ラグ。ゼクトトルーパー隊を率いて、各地への支援開始。」
「竜牙。おまえもだ。」
『『『了解。』』』
「……『幻想の守護者』、リヒテル・S・D・ソキアと『次元の守護神』、飛龍竜一蒼牙か……」
影法師の攻撃を妨害した後、別の場所にいるファルコ、ラグ、竜牙に通信機越しにそう指示を出すマンティスとディラーネに対し、影法師はそう言う。
「そう言う貴様はかつて、ウルトラマン達に倒された意思を持ったマイナスエネルギーの集合体、『邪心王 影法師』だな。」
「調べていく内に薄々、気付いてはいたが、マジンラーの残党達と財団Xの手を組ませ、『Xマジンラー』として再結成させた黒幕は貴様だったか……」
対するマンティスとディラーネはそう言いながら、影法師を睨み付ける。
「フフフ……」
ズドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドッ!!
そんな二人に対し、影法師はそう不敵な笑みを浮かべながら、二十弾の弾幕を放ってくる。
「「ッ!!」」
ズドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドッ!!
対するマンティスとディラーネは影法師の弾幕をかわしながら、ゼクトクナイガンとディラーネドライバー・ガンタイプでそれぞれで二十弾ずつ、合わせて四十弾の光弾を影法師に向けて、放つ。
「無駄だ。重力操作ー反発。」
ズドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドッ!!
「「!?」」
が、影法師はそう言いながら、闇霊夢から奪ったサイキックを使って、マンティスとディラーネが放った光弾を全て、跳ね返す。
「え?一体何がどうなっているの!?お姉ちゃん!!」
「私もよくわからないけど、あの仮面の二人もどうやら私達の味方みたいね。」
「魔……理沙……」
「!霊夢!!」
突然、自分達を助けるように現れ、そのまま、影法師と戦闘を開始したマンティスとディラーネのことについて、こいしとさとりがそう話をするなか、影法師から引きずり出された後、弱々しくもそう言いながら手を伸ばす闇霊夢の手を影魔理沙はそう言いながら掴む。
パァァァ
「!?」
「………」
すると次の瞬間、闇霊夢の身体が徐々に光になって、影魔理沙の中に入っていく。
「な、何をしてるんだぜ!?霊夢!!」
「……見りゃわかるでしょ……私自身を今、“力”に変えて、あんたに流し込んでるの……」
「ば、バカ!!なんでそんなことを!?」
「……あの黒ローブに取り込まれる前にあんたが言ったあの言葉……あの言葉で漸くわかったのよ……私にとっての『本当の幸せ』が何なのかがね……そしたら、私の中の憎しみが無くなって、今のこの身体を維持できなくなっちゃったのよ……」
「!?」
「あの黒ローブに“力”の半分も奪われた今、私が消えるのは時間の問題……どうせなら、あんたの“力”になって、一つになった方がまだマシよ……」
「霊夢……」
「魔理沙……あんたの言う通り、私にとってもあんたと一緒に仕事する日々は楽しくて、幸せだったわ……ありがとう………………後は頼んだわよ……相棒………」
闇霊夢は笑顔でそう言いながら光になり、影魔理沙の中に入っていった。
「霊夢………」
「「「「「!?」」」」」
ズガアアアァァァンッ!!
闇霊夢を引きずり出された直後、影法師は“闇の波動”を放って、影魔理沙達を吹き飛ばし、
ズガアアアァァァンッ!!
再び強力な重力を発生させる。
「あっ……うっ……!?」
「これは……影霊夢さんの……!?」
「なんで……元真っ黒霊夢は引きずり出したのに……!!」
「フフフ……残念だが、そいつの“力”は既に奪わせてもらった……」
パァァァ
影法師が発生させた重力について、早苗とさとりが押し潰されそうになりながらもそう言うなか、影法師はそう言いながら、頭上に超巨大な紫の玉の生成を始める。
ズドドドドドドドドドドッ!!
ズガガガガガガガガガガァンッ!!
「ぐおっ!?」
「「「「「!?」」」」」
が、次の瞬間、何処からか、十弾の光弾が放たれ、影法師に命中、紫の玉の生成を妨害する。
「どうやら間に合ったようだな。蒼牙閣下。」
「あぁ。そうだな。リヒテル。」
「「「「「「!?」」」」」」
次の瞬間、別世界の『幻想卿』から紫が要請して送り込んだリヒテルと蒼牙が変身した仮面ライダーマンティスと仮面ライダーディラーネがゼクトクナイガンとディラーネドライバー・ガンタイプの銃口を影法師に向けた状態でその場に現れる。
「ファルコ。ラグ。ゼクトトルーパー隊を率いて、各地への支援開始。」
「竜牙。おまえもだ。」
『『『了解。』』』
「……『幻想の守護者』、リヒテル・S・D・ソキアと『次元の守護神』、飛龍竜一蒼牙か……」
影法師の攻撃を妨害した後、別の場所にいるファルコ、ラグ、竜牙に通信機越しにそう指示を出すマンティスとディラーネに対し、影法師はそう言う。
「そう言う貴様はかつて、ウルトラマン達に倒された意思を持ったマイナスエネルギーの集合体、『邪心王 影法師』だな。」
「調べていく内に薄々、気付いてはいたが、マジンラーの残党達と財団Xの手を組ませ、『Xマジンラー』として再結成させた黒幕は貴様だったか……」
対するマンティスとディラーネはそう言いながら、影法師を睨み付ける。
「フフフ……」
ズドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドッ!!
そんな二人に対し、影法師はそう不敵な笑みを浮かべながら、二十弾の弾幕を放ってくる。
「「ッ!!」」
ズドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドッ!!
対するマンティスとディラーネは影法師の弾幕をかわしながら、ゼクトクナイガンとディラーネドライバー・ガンタイプでそれぞれで二十弾ずつ、合わせて四十弾の光弾を影法師に向けて、放つ。
「無駄だ。重力操作ー反発。」
ズドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドッ!!
「「!?」」
が、影法師はそう言いながら、闇霊夢から奪ったサイキックを使って、マンティスとディラーネが放った光弾を全て、跳ね返す。
「え?一体何がどうなっているの!?お姉ちゃん!!」
「私もよくわからないけど、あの仮面の二人もどうやら私達の味方みたいね。」
「魔……理沙……」
「!霊夢!!」
突然、自分達を助けるように現れ、そのまま、影法師と戦闘を開始したマンティスとディラーネのことについて、こいしとさとりがそう話をするなか、影法師から引きずり出された後、弱々しくもそう言いながら手を伸ばす闇霊夢の手を影魔理沙はそう言いながら掴む。
パァァァ
「!?」
「………」
すると次の瞬間、闇霊夢の身体が徐々に光になって、影魔理沙の中に入っていく。
「な、何をしてるんだぜ!?霊夢!!」
「……見りゃわかるでしょ……私自身を今、“力”に変えて、あんたに流し込んでるの……」
「ば、バカ!!なんでそんなことを!?」
「……あの黒ローブに取り込まれる前にあんたが言ったあの言葉……あの言葉で漸くわかったのよ……私にとっての『本当の幸せ』が何なのかがね……そしたら、私の中の憎しみが無くなって、今のこの身体を維持できなくなっちゃったのよ……」
「!?」
「あの黒ローブに“力”の半分も奪われた今、私が消えるのは時間の問題……どうせなら、あんたの“力”になって、一つになった方がまだマシよ……」
「霊夢……」
「魔理沙……あんたの言う通り、私にとってもあんたと一緒に仕事する日々は楽しくて、幸せだったわ……ありがとう………………後は頼んだわよ……相棒………」
闇霊夢は笑顔でそう言いながら光になり、影魔理沙の中に入っていった。
「霊夢………」