影アリスの正体
「はあああぁぁぁっ!!」
「!?」
ズバァァァンッ!!
が、何故か影魔理沙は闇霊夢のサイキックによる重力をものともせずに箒に乗って、猛スピードで突っ込み、手に持っていた近接用のナイフですれ違い様に闇霊夢の右肩を斬りつける。
「くっ……なんで……なんであんたは私のサイキックで潰れないの!?」
何故か自分のサイキックの影響を受けていない影魔理沙に対し、闇霊夢は斬りつけられた右肩の傷を押さえながらそう尋ねる。
「忘れたのか?霊夢。私達が使うサイキックはこの世界の理を『ねじ曲げる力』。そして、私のサイキックはこの世界の『重力をねじ曲げて、空を飛ぶ力』……私がサイキックでねじ曲げられる重力はおまえがサイキックで操作する重力にだって例外じゃないぜ……」
「ッ……そういえば、そうだったわね……」
「……なんで人間をやめたんだぜ?霊夢……」
人間をやめた理由について、影魔理沙はそう闇霊夢に尋ねる。
「ふん。そんなの、幸せになるためよ。」
「……なんだって?」
「人間のままじゃ満足できない……幸せになれない……だから、私は早苗のサイキックを利用して、『人間としての理』を丸々塗り替えて、化け物になったのよ!!他の『幸せなもの』全部潰して、私が幸せになるためにね!!!」
「……ふざけるなよ……」
「?なんですって?」
ドンッ!!
「!?」
「………」
ドカァァァンッ!!
影魔理沙はそう言うや否や、猛スピードで突っ込み、闇霊夢の顔を思いきり殴り飛ばす。
「がはぁっ!?」
「人間のままじゃ、幸せになれないから化け物になっただって?じゃあ、私との日々は幸せじゃなかったのかよ!?」
「!?」
「結果的に今、裏切っている私が言うのはおこがましいがな……おまえと一緒に仕事している時は私にとっては結構楽しくて幸せなものだったんだぜ……なのに、おまえは違うのかよ!?霊夢!!」
「………」
自分を思いきり殴り飛ばした後、真剣な表情でそう言う影魔理沙の言葉を聞いて、闇霊夢は影霊夢だった頃、影魔理沙と初めて会った時のことを思い起こした。
「!?」
ズバァァァンッ!!
が、何故か影魔理沙は闇霊夢のサイキックによる重力をものともせずに箒に乗って、猛スピードで突っ込み、手に持っていた近接用のナイフですれ違い様に闇霊夢の右肩を斬りつける。
「くっ……なんで……なんであんたは私のサイキックで潰れないの!?」
何故か自分のサイキックの影響を受けていない影魔理沙に対し、闇霊夢は斬りつけられた右肩の傷を押さえながらそう尋ねる。
「忘れたのか?霊夢。私達が使うサイキックはこの世界の理を『ねじ曲げる力』。そして、私のサイキックはこの世界の『重力をねじ曲げて、空を飛ぶ力』……私がサイキックでねじ曲げられる重力はおまえがサイキックで操作する重力にだって例外じゃないぜ……」
「ッ……そういえば、そうだったわね……」
「……なんで人間をやめたんだぜ?霊夢……」
人間をやめた理由について、影魔理沙はそう闇霊夢に尋ねる。
「ふん。そんなの、幸せになるためよ。」
「……なんだって?」
「人間のままじゃ満足できない……幸せになれない……だから、私は早苗のサイキックを利用して、『人間としての理』を丸々塗り替えて、化け物になったのよ!!他の『幸せなもの』全部潰して、私が幸せになるためにね!!!」
「……ふざけるなよ……」
「?なんですって?」
ドンッ!!
「!?」
「………」
ドカァァァンッ!!
影魔理沙はそう言うや否や、猛スピードで突っ込み、闇霊夢の顔を思いきり殴り飛ばす。
「がはぁっ!?」
「人間のままじゃ、幸せになれないから化け物になっただって?じゃあ、私との日々は幸せじゃなかったのかよ!?」
「!?」
「結果的に今、裏切っている私が言うのはおこがましいがな……おまえと一緒に仕事している時は私にとっては結構楽しくて幸せなものだったんだぜ……なのに、おまえは違うのかよ!?霊夢!!」
「………」
自分を思いきり殴り飛ばした後、真剣な表情でそう言う影魔理沙の言葉を聞いて、闇霊夢は影霊夢だった頃、影魔理沙と初めて会った時のことを思い起こした。