折れぬ心、斬り裂く刀
居住区、鈴蘭・・・
「ふぅ……幸い、向こうの足が遅いみたいで助かったわ……こいし。まだ走れる?」
「うん!!全然平気だよ!!」
「あっそう……じゃあ、私が単に体力不足なだけね。引きこもってばかりのツケがこんなところに来るなんて……ごめんなさい。足引っ張ってばかりの姉で……」
「そんなことないよ!!私だってお姉ちゃんがいるから頑張れるんだもん!!私一人じゃ、何したら良いかわからないし……」
「……あなたの『護りたいもの』を護りなさい。そうすれば、自ずとやるべきことが見えてくるわ……」
「護りたいもの……う~ん、どれも護りたいものだから、困っちゃうなぁ……」
「フフフ……そうね。どれも大切で護りたいものだものね。だからこそあの子、ルーミアは強いのでしょうね……」
<ミョ、ミョミョミョミョミョ~~~ン!?
「?」
「ん?この声は」
ドカァァァンッ!!
「「!?」」
「みょーん!!死ぬかと思ったみょん!!なんなんだみょん!?あいつのサイキック!!攻撃は当たらないし、近付こうとすれば弾き飛ばされるし!!これじゃあ、勝つどころか話にならねぇみょんみょんみょーん!!」
そんななか、影霊夢と戦っていた妖夢が影霊夢のサイキックによって、空き家の壁をぶち破りながら、吹き飛ばされてくる。
「え!?妖夢!?」
「なんでここにいるの!?」
「みょん?この声は……」
「いきなり壁をぶち破ってきたから、また新手の敵が出たかと思ったわ……」
「でも、妖夢って敵に見つからないように隠れてたんじゃ」
「みょーん!!神様はみょんを見捨てていなかった!!やったみょん!!これで勝つるみょん!!」
「いや。話が見えないんだけど……とりあえず、心を読ませてもらうわね………………なるほど。こっちの世界の霊夢も今回の異変に関係しているみたいね………」
「『影の国』の霊夢も来てるの!?どうする!?お姉ちゃん!!」
「……妖夢。影霊夢の相手は私達がするから、あなたは私達を追ってきている敵を相手してもらって良いかしら?」
「?それは良いけど、どんな奴なんだみょん?」
「……私達の能力が一切通用しない、私達にとっては一番やりづらい相手よ……」
「二人係りでもやりづらい化け物みたいな奴が相手かみょん!?うわっ!!望みが絶たれたどころか詰んだぁーーーっ!!!」
「話は最後まで聞きなさい。確かに私達にとってはやりづらい相手だけど、あなたのその刀と“力”なら、打ち崩せるかもしれない……」
「みょん?それってどういう」
「お姉ちゃん!!真っ黒霊夢が来たよ!!多分、妖夢を探してるんだと思う!!」
「ごめんなさい。詳しく説明している暇はないみたい。」
「……そんなに気にしないでくれみょん。そいつの相手はみょんに任せてくれだみょん。じゃあ、行ってくるみょん。」
「えぇ。気を付けてね。」
そうして妖夢は“瞬歩”で早苗の方へ向かった。
「……あのサイキックは『ジャック』以上に厄介な“力”。正直、あなた一人じゃ不利になるかもしれないけど……その代わり、こっちは任せてちょうだい!!行くわよ!!こいし!!」
「うん!!」
そうしてさとりとこいしも影霊夢の迎撃に向かった。
「ふぅ……幸い、向こうの足が遅いみたいで助かったわ……こいし。まだ走れる?」
「うん!!全然平気だよ!!」
「あっそう……じゃあ、私が単に体力不足なだけね。引きこもってばかりのツケがこんなところに来るなんて……ごめんなさい。足引っ張ってばかりの姉で……」
「そんなことないよ!!私だってお姉ちゃんがいるから頑張れるんだもん!!私一人じゃ、何したら良いかわからないし……」
「……あなたの『護りたいもの』を護りなさい。そうすれば、自ずとやるべきことが見えてくるわ……」
「護りたいもの……う~ん、どれも護りたいものだから、困っちゃうなぁ……」
「フフフ……そうね。どれも大切で護りたいものだものね。だからこそあの子、ルーミアは強いのでしょうね……」
<ミョ、ミョミョミョミョミョ~~~ン!?
「?」
「ん?この声は」
ドカァァァンッ!!
「「!?」」
「みょーん!!死ぬかと思ったみょん!!なんなんだみょん!?あいつのサイキック!!攻撃は当たらないし、近付こうとすれば弾き飛ばされるし!!これじゃあ、勝つどころか話にならねぇみょんみょんみょーん!!」
そんななか、影霊夢と戦っていた妖夢が影霊夢のサイキックによって、空き家の壁をぶち破りながら、吹き飛ばされてくる。
「え!?妖夢!?」
「なんでここにいるの!?」
「みょん?この声は……」
「いきなり壁をぶち破ってきたから、また新手の敵が出たかと思ったわ……」
「でも、妖夢って敵に見つからないように隠れてたんじゃ」
「みょーん!!神様はみょんを見捨てていなかった!!やったみょん!!これで勝つるみょん!!」
「いや。話が見えないんだけど……とりあえず、心を読ませてもらうわね………………なるほど。こっちの世界の霊夢も今回の異変に関係しているみたいね………」
「『影の国』の霊夢も来てるの!?どうする!?お姉ちゃん!!」
「……妖夢。影霊夢の相手は私達がするから、あなたは私達を追ってきている敵を相手してもらって良いかしら?」
「?それは良いけど、どんな奴なんだみょん?」
「……私達の能力が一切通用しない、私達にとっては一番やりづらい相手よ……」
「二人係りでもやりづらい化け物みたいな奴が相手かみょん!?うわっ!!望みが絶たれたどころか詰んだぁーーーっ!!!」
「話は最後まで聞きなさい。確かに私達にとってはやりづらい相手だけど、あなたのその刀と“力”なら、打ち崩せるかもしれない……」
「みょん?それってどういう」
「お姉ちゃん!!真っ黒霊夢が来たよ!!多分、妖夢を探してるんだと思う!!」
「ごめんなさい。詳しく説明している暇はないみたい。」
「……そんなに気にしないでくれみょん。そいつの相手はみょんに任せてくれだみょん。じゃあ、行ってくるみょん。」
「えぇ。気を付けてね。」
そうして妖夢は“瞬歩”で早苗の方へ向かった。
「……あのサイキックは『ジャック』以上に厄介な“力”。正直、あなた一人じゃ不利になるかもしれないけど……その代わり、こっちは任せてちょうだい!!行くわよ!!こいし!!」
「うん!!」
そうしてさとりとこいしも影霊夢の迎撃に向かった。