折れぬ心、斬り裂く刀
居住区、菊・・・
「こいし！！私に合わせて！！」
「うん！！」
「想起、『テリブルスーヴニール』！！」
「無意識、『弾幕のロールシャッハ』！！」
ズドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドッ！！
さとりとこいしはそう話しながら、『テリブルスーヴニール』と『弾幕のロールシャッハ』を同時に早苗に向けて、放つ。
ズガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガァンッ！！
「息を合わせても無駄ですよ。私の“結界”はいかなる攻撃も通しません。例え、あなた達が全方位から継続して攻撃してきたとしても、あなた達が力尽きるまで全て耐え抜ける自信があります。」
が、早苗は“結界”を張ることでそれらを全て、防ぐ。
「……バレてないとでも思いましたか！？そこです！！」
ズガァンッ！！
「痛っ！？」
早苗はそう言いながら弾幕を放ち、能力で姿を見えなくした状態、通称、『無意識状態』になっていたこいしに命中させる。
「『無意識状態』の私が見えてる！？……この人、私の能力が通じないの！？」
「あなただけじゃないわ。私もあの人の心が全く読めないわ。さっきは単に調子が悪いだけだと思ってたけど……どうやらそうじゃないみたい……」
「はて？まだ私はサイキックは使ってないんですが……ハッ！！もしや、私の中に秘められし“力”が覚醒したということですか！？霊夢さん！！やはり、私はやればできる子だったんですね！！」
「それはどうかなぁ～～～？“ギュッとしてドカーン”！！」
パリィィィンッ！！
ルーミアがそう言いながら、右手で握り拳をした瞬間、早苗が張っていた“結界”がガラスのように砕け散る。
「！？な、なんですとぉ！？」
「良かった。シュガーと大分離れちゃってるけど、まだ使える距離だったみたい……二人とも、下がって。こいつの相手は私一人でする……」
「る、ルーミアちゃん！？」
「一人って……あなた、弾幕も妖術も使えないんじゃ……」
「だからって二人の後ろに隠れている訳にもいかないよ。確かに私は弾幕も妖術も使えないけど、私には両手足頭という立派な武器がある！！シュガーの能力が使えてる今なら、こいつぐらいの相手に遅れは取らないよ！！」
「ッ！！あまり私を……嘗めないでもらいたいです！！霊符、『夢想」
「オラァッ！！」
ドカッ！！
「ぐふっ！？」
「二発目ぇ！！」
ドカッ！！
「ガハッ！？あ、ちょっと」
「肘打ち！！」
ドカッ！！
「うぐっ！？」
「回し蹴りぃぃぃっ！！！」
ドカァァァンッ！！
「あだぁぁぁっ！？」
ルーミアは右パンチ、左足キック、肘打ち、回し蹴りの四連続コンボを食らわせて、早苗を蹴り飛ばす。
「ぐっ……直で攻撃してくるとは……“結界”！！」
パァァァ
「聖直伝、“鎧通し”ぃぃぃっ！！」
ドカァァァンッ！！
「ぐふっ！？なんで……“結界”には傷一つ付いてないのに……」
「『武術』の勉強が足りてないねぇ！！“ギュッとしてドカーン”！！」
パリィィィンッ！！
「ーーーッ！？あ、あの私にも反撃を」
「うるせぇ！！『この国を本気で獲りに来た敵』に情けはかけないよ！！『覚悟』したんだろ！？悔しかったら、命乞いする前に本気で殴り返してきな！！」
「え！？さっきの『覚悟』って私を勇気づけるためじゃ」
「そんなもん、私に殴られる『覚悟』に決まってんじゃねぇか！！私達が今までどれだけ苦労したか、わかってんのか！？あ゛ぁっ！！千年だぞ！！千年！！おまえの何百倍以上にこっちは四苦八苦してんだよ！！このバカ！！」
「くっ……神技、『八方」
「オラァァァッ！！」
ガンッ！！
「あうっ！？」
ルーミアは早苗の頭に頭突きを食らわす。
「立てゴラァァァッ！！この国獲って『強さ』を認めてもらいたいんだろ！？なんだったら、サイキックの一つや二つ、使ってみろよ！！素手の妖怪一匹に勝てないような奴が国盗りなんてすんじゃねぇぇぇっ！！！」
「あう……目がチカチカして……サイキック使うどころじゃ……」ｸﾗｸﾗ
「す、凄い剣幕……本当に素手で戦ってるよ。ルーミアちゃん……心なしか、あの脳筋⑨が乗り移ってるようにも見えるね……」
「まぁ、相手は自分の住んでた国を盗ろうとしてたんだから、あそこまでキレるのはわからなくもないわ。援護しようかと思ったけど……逆に怒られそうね……」
「こいし！！私に合わせて！！」
「うん！！」
「想起、『テリブルスーヴニール』！！」
「無意識、『弾幕のロールシャッハ』！！」
ズドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドッ！！
さとりとこいしはそう話しながら、『テリブルスーヴニール』と『弾幕のロールシャッハ』を同時に早苗に向けて、放つ。
ズガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガァンッ！！
「息を合わせても無駄ですよ。私の“結界”はいかなる攻撃も通しません。例え、あなた達が全方位から継続して攻撃してきたとしても、あなた達が力尽きるまで全て耐え抜ける自信があります。」
が、早苗は“結界”を張ることでそれらを全て、防ぐ。
「……バレてないとでも思いましたか！？そこです！！」
ズガァンッ！！
「痛っ！？」
早苗はそう言いながら弾幕を放ち、能力で姿を見えなくした状態、通称、『無意識状態』になっていたこいしに命中させる。
「『無意識状態』の私が見えてる！？……この人、私の能力が通じないの！？」
「あなただけじゃないわ。私もあの人の心が全く読めないわ。さっきは単に調子が悪いだけだと思ってたけど……どうやらそうじゃないみたい……」
「はて？まだ私はサイキックは使ってないんですが……ハッ！！もしや、私の中に秘められし“力”が覚醒したということですか！？霊夢さん！！やはり、私はやればできる子だったんですね！！」
「それはどうかなぁ～～～？“ギュッとしてドカーン”！！」
パリィィィンッ！！
ルーミアがそう言いながら、右手で握り拳をした瞬間、早苗が張っていた“結界”がガラスのように砕け散る。
「！？な、なんですとぉ！？」
「良かった。シュガーと大分離れちゃってるけど、まだ使える距離だったみたい……二人とも、下がって。こいつの相手は私一人でする……」
「る、ルーミアちゃん！？」
「一人って……あなた、弾幕も妖術も使えないんじゃ……」
「だからって二人の後ろに隠れている訳にもいかないよ。確かに私は弾幕も妖術も使えないけど、私には両手足頭という立派な武器がある！！シュガーの能力が使えてる今なら、こいつぐらいの相手に遅れは取らないよ！！」
「ッ！！あまり私を……嘗めないでもらいたいです！！霊符、『夢想」
「オラァッ！！」
ドカッ！！
「ぐふっ！？」
「二発目ぇ！！」
ドカッ！！
「ガハッ！？あ、ちょっと」
「肘打ち！！」
ドカッ！！
「うぐっ！？」
「回し蹴りぃぃぃっ！！！」
ドカァァァンッ！！
「あだぁぁぁっ！？」
ルーミアは右パンチ、左足キック、肘打ち、回し蹴りの四連続コンボを食らわせて、早苗を蹴り飛ばす。
「ぐっ……直で攻撃してくるとは……“結界”！！」
パァァァ
「聖直伝、“鎧通し”ぃぃぃっ！！」
ドカァァァンッ！！
「ぐふっ！？なんで……“結界”には傷一つ付いてないのに……」
「『武術』の勉強が足りてないねぇ！！“ギュッとしてドカーン”！！」
パリィィィンッ！！
「ーーーッ！？あ、あの私にも反撃を」
「うるせぇ！！『この国を本気で獲りに来た敵』に情けはかけないよ！！『覚悟』したんだろ！？悔しかったら、命乞いする前に本気で殴り返してきな！！」
「え！？さっきの『覚悟』って私を勇気づけるためじゃ」
「そんなもん、私に殴られる『覚悟』に決まってんじゃねぇか！！私達が今までどれだけ苦労したか、わかってんのか！？あ゛ぁっ！！千年だぞ！！千年！！おまえの何百倍以上にこっちは四苦八苦してんだよ！！このバカ！！」
「くっ……神技、『八方」
「オラァァァッ！！」
ガンッ！！
「あうっ！？」
ルーミアは早苗の頭に頭突きを食らわす。
「立てゴラァァァッ！！この国獲って『強さ』を認めてもらいたいんだろ！？なんだったら、サイキックの一つや二つ、使ってみろよ！！素手の妖怪一匹に勝てないような奴が国盗りなんてすんじゃねぇぇぇっ！！！」
「あう……目がチカチカして……サイキック使うどころじゃ……」ｸﾗｸﾗ
「す、凄い剣幕……本当に素手で戦ってるよ。ルーミアちゃん……心なしか、あの脳筋⑨が乗り移ってるようにも見えるね……」
「まぁ、相手は自分の住んでた国を盗ろうとしてたんだから、あそこまでキレるのはわからなくもないわ。援護しようかと思ったけど……逆に怒られそうね……」
