いざ!『妖怪の国』へ!!
寺までの獣道・・・
「なぁ。あいつは本当におまえらの中で一番弱いのか?」
「あぁ。私も一回もあいつに負けたことないし、弾幕の威力も弱いからな。あれで本気なのかって疑いたくなったぜ。」
「………」
「?どうしたんですか?夜見さん。」
「……私のカンが正しければ、あいつはおまえ達の中で上から三番目に強いぞ……」
「……気付いてましたか……そうです。姉上は仲の良い人に対してはわざと負けたり、譲ったりすることが多いんですよ……」
「あそこまで言われて、本気で怒ったりはしないのか?」
「信頼し合ってるからこそ、笑って許してあげることができるんですよ。」
「………」
(『さっき、キミがボクを信じたようにボクもキミのこと、信じても……良いかな?』)
笑顔でそう説明するフランを見て、夜見で笑顔で自分を逃がしてくれたナズーリンの姿と言葉を思い起こす。
森の中の稽古場・・・
「……勿論、良いに決まってるじゃないか……信じてくれてありがとう。ナズーリン……ちょっと時間はかかっちゃったけど、絶対に助けるから……」
(みょ~ん!!皆、みょんの声が聞こえるかみょ~ん!!)
「おわっ!?なんだ、妖夢か。ビックリするなぁ……」
「相変わらずこの頭に直接響いてくる感覚には慣れないわ……」
(もの凄いスピードでそっちに向かってくる霊圧を一体、確認したみょん!!真っ直ぐに進んでるから多分、戦闘は避けられないみょん!!)
「?先程の射命丸さん以外の追っ手でしょうか?」
「いや。性格の悪いあいつなら五人でレミリアを潰してから全員で来る筈だぜ。」
「じゃあ、一体誰が……」
(この霊圧……ッ!?みょんは知ってるみょん!!皆!!気を付けるみょん!!)
「………」
妖夢が“天艇空羅”でそう言うなか、偶然、妖夢の“天艇空羅”を聞き付けた影魔理沙がフラン達に向かっていった。
「なぁ。あいつは本当におまえらの中で一番弱いのか?」
「あぁ。私も一回もあいつに負けたことないし、弾幕の威力も弱いからな。あれで本気なのかって疑いたくなったぜ。」
「………」
「?どうしたんですか?夜見さん。」
「……私のカンが正しければ、あいつはおまえ達の中で上から三番目に強いぞ……」
「……気付いてましたか……そうです。姉上は仲の良い人に対してはわざと負けたり、譲ったりすることが多いんですよ……」
「あそこまで言われて、本気で怒ったりはしないのか?」
「信頼し合ってるからこそ、笑って許してあげることができるんですよ。」
「………」
(『さっき、キミがボクを信じたようにボクもキミのこと、信じても……良いかな?』)
笑顔でそう説明するフランを見て、夜見で笑顔で自分を逃がしてくれたナズーリンの姿と言葉を思い起こす。
森の中の稽古場・・・
「……勿論、良いに決まってるじゃないか……信じてくれてありがとう。ナズーリン……ちょっと時間はかかっちゃったけど、絶対に助けるから……」
(みょ~ん!!皆、みょんの声が聞こえるかみょ~ん!!)
「おわっ!?なんだ、妖夢か。ビックリするなぁ……」
「相変わらずこの頭に直接響いてくる感覚には慣れないわ……」
(もの凄いスピードでそっちに向かってくる霊圧を一体、確認したみょん!!真っ直ぐに進んでるから多分、戦闘は避けられないみょん!!)
「?先程の射命丸さん以外の追っ手でしょうか?」
「いや。性格の悪いあいつなら五人でレミリアを潰してから全員で来る筈だぜ。」
「じゃあ、一体誰が……」
(この霊圧……ッ!?みょんは知ってるみょん!!皆!!気を付けるみょん!!)
「………」
妖夢が“天艇空羅”でそう言うなか、偶然、妖夢の“天艇空羅”を聞き付けた影魔理沙がフラン達に向かっていった。