いざ!『妖怪の国』へ!!
「それはこの間の『不意討ち』のお礼ですよ……そうですよね?『裏切り者』さん……」
「……ここは通してもらうぞ。射命丸……」
「あははは!!妖怪ならまだしも中途半端な半妖を通す訳ないでしょ?ましてや人間を連れてくるとは……甘いんですよ。あなたは。だから、私がこうして時間稼ぎしていることにも気付いていない……」
「……それは知っている。遠くで『視ている』仲間にさっき、教えてもらったから。ここに来るのはおまえも含めて、五人だろ?」
「あやや?そこまでバレてしまってましたか。まぁ、なんにせよ、ここは通しッ!?」
ズドドドドドッ!!
その時、背後から弾幕が文に襲いかかる。
「あやや!?いきなり攻撃とは卑怯ですね。ピンクのお嬢さん。」
「悪いけど、こっちも手段を選んでる暇はないの……」←人間態
「あ、姉上………生きてたんですか!?」
「ちょっ、それは流石に酷い!!と、とにかくあいつは私が相手をするから、皆は先に行ってちょうだい!!」
「いやいや。そうは言ってもあんた、私達の中で一番弱いじゃない!!」
「う、うるさいわね!!」
「そうだぜ!!レミリア!!あんなデコピン程度の威力の弾幕でどうやって勝つ気なんだぜ!?」
「あれでも一生懸命なんですけど!?」
「お姉ちゃん……私も一緒に戦ってあげようか?」
「日頃から一番強く当たられている妹に同情された!?やめて!!そんなみじめな目で私を見ないで!!」
「?」
「ほら!!あなたもさっさと行きなさい!!」
「……わかった。ここは任せる……」
「え~と、とりあえず……死ぬなよ?」
「さっさと行きなさい!!」
そうして夜見、フラン、魔理沙、霊夢、シュガーの五人は先に進んだ。
「いやぁ~、勇敢なお嬢さんですねぇ~。あそこまで弱い弱いと言われていたのに残るとは……」
「侵入者ですか?文さん。」
「椛……えぇ、侵入者なんですが、残念ながら敵の主力部隊は先に進んでしまいました。私は今からこのお嬢さんと遊んでから追いかけます……」
「そうですか。では、私はその主力部隊とやらを追いかけて」
「行かせないわよ。」
「………」
「……なんですか?『一番か弱いお嬢さん』……」
「……私を弱いと言っていいのはあの子達だけよ。それよりもさっきの不意討ち……本当は夜見じゃなくてフランを狙ったものでしょ……」
不敵な笑みを浮かべながらそう尋ねる文に対し、レミリアは真剣な表情でそう言う。
「おや?視えていましたか。なかなかカンの良いお嬢さんですね。まさか、そんなくだらない理由で残ったんですか?無謀にも程がありますね。」
「……くだらなくはないわ。むしろそれであなた達と戦う理由は十分よ……他にも三人いるんだったわね……どうせなら五人全員でかかってきなさい。その方があの子達の負担も減るから……」
「……椛……」
「……はい……」
「他の三人も呼んでください。『遊び』はやめて、本気で五人全員でこのお嬢さんを潰して、先に進んだ侵入者達への見せしめにします。」
「……御意……」
「流石の私もここまで言われたら、黙ってられません……本気にさせた『か弱いお嬢さん』が悪いんですよ?」
「その『か弱いお嬢さん』に負けても……文句は言えないわよね?」
「……ここは通してもらうぞ。射命丸……」
「あははは!!妖怪ならまだしも中途半端な半妖を通す訳ないでしょ?ましてや人間を連れてくるとは……甘いんですよ。あなたは。だから、私がこうして時間稼ぎしていることにも気付いていない……」
「……それは知っている。遠くで『視ている』仲間にさっき、教えてもらったから。ここに来るのはおまえも含めて、五人だろ?」
「あやや?そこまでバレてしまってましたか。まぁ、なんにせよ、ここは通しッ!?」
ズドドドドドッ!!
その時、背後から弾幕が文に襲いかかる。
「あやや!?いきなり攻撃とは卑怯ですね。ピンクのお嬢さん。」
「悪いけど、こっちも手段を選んでる暇はないの……」←人間態
「あ、姉上………生きてたんですか!?」
「ちょっ、それは流石に酷い!!と、とにかくあいつは私が相手をするから、皆は先に行ってちょうだい!!」
「いやいや。そうは言ってもあんた、私達の中で一番弱いじゃない!!」
「う、うるさいわね!!」
「そうだぜ!!レミリア!!あんなデコピン程度の威力の弾幕でどうやって勝つ気なんだぜ!?」
「あれでも一生懸命なんですけど!?」
「お姉ちゃん……私も一緒に戦ってあげようか?」
「日頃から一番強く当たられている妹に同情された!?やめて!!そんなみじめな目で私を見ないで!!」
「?」
「ほら!!あなたもさっさと行きなさい!!」
「……わかった。ここは任せる……」
「え~と、とりあえず……死ぬなよ?」
「さっさと行きなさい!!」
そうして夜見、フラン、魔理沙、霊夢、シュガーの五人は先に進んだ。
「いやぁ~、勇敢なお嬢さんですねぇ~。あそこまで弱い弱いと言われていたのに残るとは……」
「侵入者ですか?文さん。」
「椛……えぇ、侵入者なんですが、残念ながら敵の主力部隊は先に進んでしまいました。私は今からこのお嬢さんと遊んでから追いかけます……」
「そうですか。では、私はその主力部隊とやらを追いかけて」
「行かせないわよ。」
「………」
「……なんですか?『一番か弱いお嬢さん』……」
「……私を弱いと言っていいのはあの子達だけよ。それよりもさっきの不意討ち……本当は夜見じゃなくてフランを狙ったものでしょ……」
不敵な笑みを浮かべながらそう尋ねる文に対し、レミリアは真剣な表情でそう言う。
「おや?視えていましたか。なかなかカンの良いお嬢さんですね。まさか、そんなくだらない理由で残ったんですか?無謀にも程がありますね。」
「……くだらなくはないわ。むしろそれであなた達と戦う理由は十分よ……他にも三人いるんだったわね……どうせなら五人全員でかかってきなさい。その方があの子達の負担も減るから……」
「……椛……」
「……はい……」
「他の三人も呼んでください。『遊び』はやめて、本気で五人全員でこのお嬢さんを潰して、先に進んだ侵入者達への見せしめにします。」
「……御意……」
「流石の私もここまで言われたら、黙ってられません……本気にさせた『か弱いお嬢さん』が悪いんですよ?」
「その『か弱いお嬢さん』に負けても……文句は言えないわよね?」