いざ!『妖怪の国』へ!!
『ゆっくり幻想卿』、とある平地・・・
「なるほど。事情は理解したぜ。フラン。要するにその国に行って、その『ジャック』っていうのを操っている術者を倒せば良いんだな……けどよ。フラン……流石にこの人数は呼び過ぎじゃね?」
フランから召集された後、そう言う魔理沙の周りにはフラン、夜見、霊夢、妖夢、レミリア、シュガー、ルーミア、こいし、さとりの計九人がいた。
「まさか、向こう側の世界にある一つの国の問題解決に向かう人数が十人なんて……」
「しかも奥にいる古明地姉妹 はあまり見慣れないみょんみょんみょ~ん……」
「え~と、本当は魔理沙さん、霊夢さん、妖夢さんの三人だけに声をかけたんですが、何故か付いてきてしまったんですよねぇ……」
まさかの人数の多さに顔を青くしながらそう言う霊夢と妖夢に対し、フランは困ったような表情をしながらそう言う。
「フランちゃんが行くなら、私も行くよ!!」
「あんたとこの子を二人きりになんかさせないからね!!」
「さとりさんは戦力としては十分なんですが、理由が理不尽です!!」
「フフ……ついに来たわよ。シュガー。私達も向こう側に行く時が……」
「おうよ!!私が100人分働くんで、あんたらは何もしなくて良いよ!!」
「むしろ、あんたが暴走しないかが一番心配なのよ!!」
「あははは……シュガーのせいで二次災害が起こりかねないのぜ………」
「二人には留守番しててって言ったんだけど、聞いてくれなかったんだみょん……」
レミリアとそう話しながらそう言うシュガーに対し、霊夢がそうツッコミを入れるなか、顔を青ざめながらそう言う魔理沙に対し、妖夢も顔を青ざめながらそう言う。
「いや。人数は多いに越したことはない。今回、すべきことは捕らわれた人間達の救出と『ジャック』を操っている術者を倒すこと……これくらいの人数なら、向こう側に渡った後、二手に分かれても問題ないだろう……今更だが、こんなことに巻き込んでしまい、すまなかった……」
「そんなことありませんよ。例え、王女様からのお願いじゃなくても、私達はあなたに“力”を貸してあげてます。あなたが目指す『妖怪と人間がお互いに手を取り合う世界』を私達も見てみたいですから。」
改めてそう言う夜見に対し、フランは優しい笑顔でそう言う。
「ありがとう……王女様から事前に渡された座標のメモ通りなら、『妖怪の国』への扉があるのはこの辺りだ。今回は王女様から能力の使用許可も貰ってるから……妖夢。頼んだぞ……」
「任せてくれだみょん!!」
「一応完成品の薬は全員分、用意してあるから扉を通ってる最中に渡すぜ。」
「後、『ジャック』に操られてる妖怪に出会したら、なるべくケガさせないようにしてね。」
「『ジャック』を操ってる術者さえ倒せば、全員、元に戻る筈なんだぜ。」
「今回は敵と鉢合わせしないようにみょんの霊圧探知と“天艇空羅”で皆を安全に誘導するみょん!!」
「不用意な戦闘を避けるために妖夢さんには離れた場所で指揮してもらいます。なるべく敵に見つからないように隠れていてください。」
「わかってるみょん!!」
「私と一緒に来るのは五人だったな。フラン。魔理沙。霊夢。レミリア。シュガー……私達はこれから『ジャック』を操っている術者を倒しに行く……」
「残った私達は捕らわれた人間達の救出ね。」
「ルーミア。私と離れることになるけど、大丈夫か?」
「大丈夫。確かに私は皆みたいに弾幕もスペカも使えないけど、シュガーから貰ったリボンもあるから。」
「……私からあまり離れすぎると効力が弱まるから注意してね……」
「それじゃあ、行くぞ……妖夢。頼む……」
「『斬れぬものなど、あんまりない!!』みょん鉄剣!!向こう側までの扉を叩き斬ってくれみょん!!」
ズバァァァンッ!!クパァ
妖夢がそう言いながらみょん鉄剣を振るった瞬間、スキマ・・・『妖怪の国』への扉が開かれる。
そうしてフラン一行は『妖怪の国』へと向かった。
「なるほど。事情は理解したぜ。フラン。要するにその国に行って、その『ジャック』っていうのを操っている術者を倒せば良いんだな……けどよ。フラン……流石にこの人数は呼び過ぎじゃね?」
フランから召集された後、そう言う魔理沙の周りにはフラン、夜見、霊夢、妖夢、レミリア、シュガー、ルーミア、こいし、さとりの計九人がいた。
「まさか、向こう側の世界にある一つの国の問題解決に向かう人数が十人なんて……」
「しかも奥にいる
「え~と、本当は魔理沙さん、霊夢さん、妖夢さんの三人だけに声をかけたんですが、何故か付いてきてしまったんですよねぇ……」
まさかの人数の多さに顔を青くしながらそう言う霊夢と妖夢に対し、フランは困ったような表情をしながらそう言う。
「フランちゃんが行くなら、私も行くよ!!」
「あんたとこの子を二人きりになんかさせないからね!!」
「さとりさんは戦力としては十分なんですが、理由が理不尽です!!」
「フフ……ついに来たわよ。シュガー。私達も向こう側に行く時が……」
「おうよ!!私が100人分働くんで、あんたらは何もしなくて良いよ!!」
「むしろ、あんたが暴走しないかが一番心配なのよ!!」
「あははは……シュガーのせいで二次災害が起こりかねないのぜ………」
「二人には留守番しててって言ったんだけど、聞いてくれなかったんだみょん……」
レミリアとそう話しながらそう言うシュガーに対し、霊夢がそうツッコミを入れるなか、顔を青ざめながらそう言う魔理沙に対し、妖夢も顔を青ざめながらそう言う。
「いや。人数は多いに越したことはない。今回、すべきことは捕らわれた人間達の救出と『ジャック』を操っている術者を倒すこと……これくらいの人数なら、向こう側に渡った後、二手に分かれても問題ないだろう……今更だが、こんなことに巻き込んでしまい、すまなかった……」
「そんなことありませんよ。例え、王女様からのお願いじゃなくても、私達はあなたに“力”を貸してあげてます。あなたが目指す『妖怪と人間がお互いに手を取り合う世界』を私達も見てみたいですから。」
改めてそう言う夜見に対し、フランは優しい笑顔でそう言う。
「ありがとう……王女様から事前に渡された座標のメモ通りなら、『妖怪の国』への扉があるのはこの辺りだ。今回は王女様から能力の使用許可も貰ってるから……妖夢。頼んだぞ……」
「任せてくれだみょん!!」
「一応完成品の薬は全員分、用意してあるから扉を通ってる最中に渡すぜ。」
「後、『ジャック』に操られてる妖怪に出会したら、なるべくケガさせないようにしてね。」
「『ジャック』を操ってる術者さえ倒せば、全員、元に戻る筈なんだぜ。」
「今回は敵と鉢合わせしないようにみょんの霊圧探知と“天艇空羅”で皆を安全に誘導するみょん!!」
「不用意な戦闘を避けるために妖夢さんには離れた場所で指揮してもらいます。なるべく敵に見つからないように隠れていてください。」
「わかってるみょん!!」
「私と一緒に来るのは五人だったな。フラン。魔理沙。霊夢。レミリア。シュガー……私達はこれから『ジャック』を操っている術者を倒しに行く……」
「残った私達は捕らわれた人間達の救出ね。」
「ルーミア。私と離れることになるけど、大丈夫か?」
「大丈夫。確かに私は皆みたいに弾幕もスペカも使えないけど、シュガーから貰ったリボンもあるから。」
「……私からあまり離れすぎると効力が弱まるから注意してね……」
「それじゃあ、行くぞ……妖夢。頼む……」
「『斬れぬものなど、あんまりない!!』みょん鉄剣!!向こう側までの扉を叩き斬ってくれみょん!!」
ズバァァァンッ!!クパァ
妖夢がそう言いながらみょん鉄剣を振るった瞬間、スキマ・・・『妖怪の国』への扉が開かれる。
そうしてフラン一行は『妖怪の国』へと向かった。