最終決戦
「絶望のクライマックスだぁ？……へっ！！まだだ……本当の『クライマックス』はこれからだ！！」
「おまえを倒せば、“ゲート”も完全に消滅する筈……俺達の“絆”の“力”を嘗めるな！！」
「絶対におまえを倒す！！俺達が最後の“希望”だ！！」
そんなケルベロスに対し、電王、牙狼、ウィザードの三人はそう言って立ち上がる。
「サイゴノ“キボウ”ダト？・・・ナラバ、ソノ『サイゴノキボウ』ガマモッテイタコノ“チカラ”デケシサッテクレル！！グオオオォォォーーーッ！！！」
「「「！？」」」
ズドオオオォォォーーーンッ！！！
対するケルベロスはそう言いながら、先程までの“ブレス”とは違う、『賢者の石』の膨大な魔力だけの光の“ブレス”を放つ。
「くっ！！」
『ディフェンド・プリーズ』
ズガアアアァァァンッ！！
ケルベロスが放ってきた“ブレス”に対し、咄嗟に前に出たウィザードがディフェンドリングで展開した魔法陣で受け止める。
「くっ……知ってはいたけど、とてつもない魔力だ……」
「「晴斗！！」」
ウィザードは苦しそうにそう言いながら、ケルベロスの“ブレス”を受け止め続ける。
{……晴斗……}
パァァァ
「「「！？」」」
そんななか、そう言う“声”が聞こえてきて、ウィザードが受け止め続けていた“ブレス”から“光”が漏れ出てきて、“光”は人の形を取る。
「！？コヨミ！？」
「「！？」」
{……}
次の瞬間、“光”はコヨミの姿に変わる。
{晴斗……この“力”を使って……人間界を守って……}
「「「！？」」」
パァァァ
コヨミはそう言うと再び“光”に戻り、ケルベロスに取り込まれていた『賢者の石』、『ホープリング』に変わる。
「コヨミ……わかった……」
ウィザードはそう言いながらホープリングを手に取り、右手の中指に嵌め、ハンドオーサに翳す。
『ホープ・プリーズ』
パァァァ
「「「！？」」」
すると次の瞬間、ケルベロスの“ブレス”の魔力がウィザードに吸収されていく。
「・・・はぁ！！」
パキィィィンッ！！
次の瞬間、“ブレス”の魔力は全てウィザードに吸収され、ウィザードの魔力が増大し、ウィザードはピンクのオーラを纏う。
「！？ナニィ！？」
「よくわからねぇが、止 めを刺すなら今みたいだぜ。良太郎。」
(うん。)
「良太郎。俺の牙狼剣を使え。」
牙狼はそう言いながら、自身の牙狼剣を電王に手渡す。
「サンキュー！！流牙！！行くぜ！！良太郎！！晴斗！！」
(うん！！)
「あぁ！！」
『チャージアンドアップ』
「「はぁ！！」」ﾊﾞｯ!!
電王はそう言いながらライダーパスをセタッチし、ウィザードと共に空高く飛翔する。
「行くぜ！！俺達の超必殺技！！コラボバージョン！！どりゃあああぁぁぁーーーっ！！！」
「！？」
次の瞬間、電王はそう言いながらケルベロスに向かって急降下し、牙狼の“力”と自身のエネルギーが込められた牙狼剣で突きを放つ。
ズガアアアァァァンッ！！
「グオオオォォォーーーッ！？」
電王の突きは命中し、貫けないまでも牙狼剣はケルベロスの背中に突き刺さり、ケルベロスにダメージを与える。
「グオオオォォォーーーッ！！」
「うおっ！？」
ケルベロスは暴れ、電王は牙狼剣を突き刺したまま手放し、振り落とされる。
「グッ・・・」
「決めろ！！晴斗！！」
「フィナーレだ！！はあああぁぁぁーーーっ！！！」
「！？」
ウィザードはそう言いながら、右足を突きだす。
すると、ドラゴスカルが右足に具現化し、ケルベロスの背中に突き刺さった牙狼剣に向かって、急降下する。
「グオオオォォォーーーッ！！」
ズドオオオォォォーーーンッ！！
ケルベロスは向かってくるウィザードに向けて、“邪気”の“ブレス”を放つ。
「はあああぁぁぁーーーっ！！！」
「！？」
ズガアアアァァァーーーンッ！！
が、ウィザードは回転しながら突き進み、ケルベロスの“ブレス”を打ち負かし、そのまま牙狼剣に命中するように蹴りを放つ。
ウィザードはそのまま牙狼剣を蹴りで押し込むように突き進み、ケルベロスの身体を貫く。
「バカナ・・・『マカイ』ノオウデアルワレガ・・・ニンゲンナド二・・・グオオオォォォーーーッ！！？」
ドッカアアアァァァンッ！！
貫かれたケルベロスはそう言いながら、断末魔の叫びを上げながら爆発し、消滅する。
同時に“ゲート”も消滅し、牙狼は翼人牙狼から元の牙狼に、ウィザードはインフィニティードラゴンからインフィニティースタイルに戻る。
「ありがとう……コヨミ……」
パァァァ
ケルベロスを倒した後、ウィザードが右手のホープリングを見ながらそう言った瞬間、ホープリングは“光”となってウィザードの胸の中に、ウィザードの『アンダーワールド』の中に戻っていく。
今、ウィザード達と『マジンラー』の戦いが終わった。
「おまえを倒せば、“ゲート”も完全に消滅する筈……俺達の“絆”の“力”を嘗めるな！！」
「絶対におまえを倒す！！俺達が最後の“希望”だ！！」
そんなケルベロスに対し、電王、牙狼、ウィザードの三人はそう言って立ち上がる。
「サイゴノ“キボウ”ダト？・・・ナラバ、ソノ『サイゴノキボウ』ガマモッテイタコノ“チカラ”デケシサッテクレル！！グオオオォォォーーーッ！！！」
「「「！？」」」
ズドオオオォォォーーーンッ！！！
対するケルベロスはそう言いながら、先程までの“ブレス”とは違う、『賢者の石』の膨大な魔力だけの光の“ブレス”を放つ。
「くっ！！」
『ディフェンド・プリーズ』
ズガアアアァァァンッ！！
ケルベロスが放ってきた“ブレス”に対し、咄嗟に前に出たウィザードがディフェンドリングで展開した魔法陣で受け止める。
「くっ……知ってはいたけど、とてつもない魔力だ……」
「「晴斗！！」」
ウィザードは苦しそうにそう言いながら、ケルベロスの“ブレス”を受け止め続ける。
{……晴斗……}
パァァァ
「「「！？」」」
そんななか、そう言う“声”が聞こえてきて、ウィザードが受け止め続けていた“ブレス”から“光”が漏れ出てきて、“光”は人の形を取る。
「！？コヨミ！？」
「「！？」」
{……}
次の瞬間、“光”はコヨミの姿に変わる。
{晴斗……この“力”を使って……人間界を守って……}
「「「！？」」」
パァァァ
コヨミはそう言うと再び“光”に戻り、ケルベロスに取り込まれていた『賢者の石』、『ホープリング』に変わる。
「コヨミ……わかった……」
ウィザードはそう言いながらホープリングを手に取り、右手の中指に嵌め、ハンドオーサに翳す。
『ホープ・プリーズ』
パァァァ
「「「！？」」」
すると次の瞬間、ケルベロスの“ブレス”の魔力がウィザードに吸収されていく。
「・・・はぁ！！」
パキィィィンッ！！
次の瞬間、“ブレス”の魔力は全てウィザードに吸収され、ウィザードの魔力が増大し、ウィザードはピンクのオーラを纏う。
「！？ナニィ！？」
「よくわからねぇが、
(うん。)
「良太郎。俺の牙狼剣を使え。」
牙狼はそう言いながら、自身の牙狼剣を電王に手渡す。
「サンキュー！！流牙！！行くぜ！！良太郎！！晴斗！！」
(うん！！)
「あぁ！！」
『チャージアンドアップ』
「「はぁ！！」」ﾊﾞｯ!!
電王はそう言いながらライダーパスをセタッチし、ウィザードと共に空高く飛翔する。
「行くぜ！！俺達の超必殺技！！コラボバージョン！！どりゃあああぁぁぁーーーっ！！！」
「！？」
次の瞬間、電王はそう言いながらケルベロスに向かって急降下し、牙狼の“力”と自身のエネルギーが込められた牙狼剣で突きを放つ。
ズガアアアァァァンッ！！
「グオオオォォォーーーッ！？」
電王の突きは命中し、貫けないまでも牙狼剣はケルベロスの背中に突き刺さり、ケルベロスにダメージを与える。
「グオオオォォォーーーッ！！」
「うおっ！？」
ケルベロスは暴れ、電王は牙狼剣を突き刺したまま手放し、振り落とされる。
「グッ・・・」
「決めろ！！晴斗！！」
「フィナーレだ！！はあああぁぁぁーーーっ！！！」
「！？」
ウィザードはそう言いながら、右足を突きだす。
すると、ドラゴスカルが右足に具現化し、ケルベロスの背中に突き刺さった牙狼剣に向かって、急降下する。
「グオオオォォォーーーッ！！」
ズドオオオォォォーーーンッ！！
ケルベロスは向かってくるウィザードに向けて、“邪気”の“ブレス”を放つ。
「はあああぁぁぁーーーっ！！！」
「！？」
ズガアアアァァァーーーンッ！！
が、ウィザードは回転しながら突き進み、ケルベロスの“ブレス”を打ち負かし、そのまま牙狼剣に命中するように蹴りを放つ。
ウィザードはそのまま牙狼剣を蹴りで押し込むように突き進み、ケルベロスの身体を貫く。
「バカナ・・・『マカイ』ノオウデアルワレガ・・・ニンゲンナド二・・・グオオオォォォーーーッ！！？」
ドッカアアアァァァンッ！！
貫かれたケルベロスはそう言いながら、断末魔の叫びを上げながら爆発し、消滅する。
同時に“ゲート”も消滅し、牙狼は翼人牙狼から元の牙狼に、ウィザードはインフィニティードラゴンからインフィニティースタイルに戻る。
「ありがとう……コヨミ……」
パァァァ
ケルベロスを倒した後、ウィザードが右手のホープリングを見ながらそう言った瞬間、ホープリングは“光”となってウィザードの胸の中に、ウィザードの『アンダーワールド』の中に戻っていく。
今、ウィザード達と『マジンラー』の戦いが終わった。
