流牙VS莉杏

「ぐわぁぁぁっ!?」

「流牙さん!!」

「流牙!!」

良太郎と晴斗がそう言いながら、モモタロス達と共に蹴り飛ばされた流牙の元へ駆け寄ろうとする。

『!?』

が、見えない壁のようなものに阻まれる。

「これは“結界”!!ちっ!!」

「せっかくの愉しい余興を邪魔しないでもらおうか。ウィザード。電王。」

ボォォォ・・・ッ!!バシィィィンッ!!

「変身。」

『ダークネスフォーム』

パキィィィンッ!!

ドレッドはそう言いながら魔王に変身する。

「何が楽しい余興だ!?この糞野郎!!」

「モモタロス!!落ち着いて!!」

「恐らくこいつを倒せば、“結界”は消える。」

「因みに、幽汽が牙狼を倒すか、牙狼が幽汽又はゴーストイマジンを倒した場合でも解けるようにしてある……」

「ご丁寧にどうも。」

『ドライバーオン・プリーズ』

晴斗はそう言いながら、ウィザードライバーを展開する。

「良太郎!!一気にクライマックスで行くぞ!!」

「うん!!」ガチャンッ!!

モモタロスにそう答えながら、良太郎はケータロス装着状態のライダーベルトを装着する。

『シャバドゥビタッチヘンシーン!!シャバドゥビタッチヘンシーン!!』

「変身。」

「変身!!」

『フレイム・ドラゴン!!ボゥ!!ボゥ!!ボゥボゥボゥ!!』

『クライマックスフォーム』

パキィィィンッ×2!!

次の瞬間、晴斗と良太郎はウィザード・フレイムドラゴンと電王・クライマックスフォームに変身する。

「俺達、参上!!」

『コネクト・プリーズ』

「さぁ、ショータイムだ。」

変身した後、電王とウィザードはそう言いながら、デンガッシャー・ソードモードとウィザーソードガン・ソードモードをそれぞれで構えながら、魔王に向かって突っ込む。

「さぁ、恐怖の時間だ。」

対する魔王はそう言いながら、二刀流のマオウガッシャー・ソードモードを取り出し、迎え撃った。
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