『ターミナル』、駅長室・・・

「はぁ～い♪皆さん♪お久しぶりです♪」

「お久しぶりです。駅長。」

モモタロス達と共にデンライナーでターミナルに着き、駅長室に入った後、中にいたオーナーと瓜二つな駅長に対し、良太郎はそう挨拶をする。

「それで駅長。お聞きしたいことがあるのですが……」

「あぁ～、ちょっと待ってくださいね。まだ『彼ら』が来ていませんから……」

「？『彼ら』って誰のことですか？」

『？』

駅長の言う『彼ら』のことについて、良太郎は首を傾げながらそう尋ね、モモタロス達も首を傾げる。

「実は今、ハナさん、侑斗君、デネブ君に『ある人達』を『助っ人』として迎えに行ってもらってるんです。」

そんな良太郎達に対し、オーナーがそう答える。

「？ある人達？」

オーナーが言った『ある人達』のことについて、良太郎が首を傾げるなか、

「！良太郎！！イマジンの匂いだ！！それも大量のイマジンがいやがる！！」

ターミナルに入り込んだ大量のイマジンの匂いを嗅ぎ付けたモモタロスがそう言う。

「！行こう！！皆！！」

そうして良太郎達は駅長室から出ていった。