プロローグ
「私からの誕生日プレゼントだ。
気に入らなければ、別に構わないが……」
「……いいえ。気に入ったわ。ありがとう。
これからはこの子のことをそう呼ぶことにするわ。」
涼しい表情でそう言う楠木司令に対し、
梨紗は右足に装着している戦闘用補助装置…PAユニットを見ながらそう言う。
その表情は少しだけ笑みを溢しつつ、優しいものになっている。
「……そうか……」
「そろそろそのバレッタも着けたらどうだ?」
「そうね……」
フキにそう言われた梨紗はそう言いながら髪をポニーテールにし、結び目に贈られたバレッタを着ける。
「「おぉ~。」」
「お似合いですよ。梨紗さん。」
バレッタを着けた梨紗の姿にエリカとヒバナがそう感嘆の声を上げるなか、たきながそう言う。
「ありがとう。フキのことをお願いね。」
「はい。」
「話はこれで終わりだ。
五人とも、強力な兵器を相手に疲れただろう?
明日は一日、休暇にするからゆっくり身体を休めると良い。」
「ありがとうございます。それでは失礼します。
行くぞ。皆……」
そうして梨紗達五人は退室する。
「……今日は珍しいものを見たな……」
その後、楠木司令は静かな声でそう呟いた。
気に入らなければ、別に構わないが……」
「……いいえ。気に入ったわ。ありがとう。
これからはこの子のことをそう呼ぶことにするわ。」
涼しい表情でそう言う楠木司令に対し、
梨紗は右足に装着している戦闘用補助装置…PAユニットを見ながらそう言う。
その表情は少しだけ笑みを溢しつつ、優しいものになっている。
「……そうか……」
「そろそろそのバレッタも着けたらどうだ?」
「そうね……」
フキにそう言われた梨紗はそう言いながら髪をポニーテールにし、結び目に贈られたバレッタを着ける。
「「おぉ~。」」
「お似合いですよ。梨紗さん。」
バレッタを着けた梨紗の姿にエリカとヒバナがそう感嘆の声を上げるなか、たきながそう言う。
「ありがとう。フキのことをお願いね。」
「はい。」
「話はこれで終わりだ。
五人とも、強力な兵器を相手に疲れただろう?
明日は一日、休暇にするからゆっくり身体を休めると良い。」
「ありがとうございます。それでは失礼します。
行くぞ。皆……」
そうして梨紗達五人は退室する。
「……今日は珍しいものを見たな……」
その後、楠木司令は静かな声でそう呟いた。