プロローグ
「へぇ~~。」
「想い……ですか……」
「なんかロマンチック……ッ!」
そんな梨紗の説明にヒバナとたきなはそう言うなか、エリカは目を輝かせながらそう言う。
「ただ光るだけでなく装着している右足限定で身体強化もしてくれるわ。まぁその分、右足に負担もかかるからここぞという時でしか使えないけど……」
「おまえの戦闘用補助装置については頑丈だってこと以外は今、初めて知ったが……そんなオカルトみたいな金属、聞いたことないぞ。」
「そうは言われてもねぇ……現にこうして存在している訳だし……」
怪訝な表情でそう言うフキに対し、ドア横に寄りかかった梨紗は補助装置を軽く叩きながらそう言う。
「……これ、名前とかあるんですか?」
そんななか、たきなが補助装置を見ながらそう尋ねてくる。
「名前?」
「何かあった方が良いと思うんですけど……」
「そうねぇ……フキ。何かある?」
「いきなり私に振るのかよ……『思念連動補助装置』ってどうだ?」
「長いわね。生真面目なフキらしいけど。」
「るっせぇ……」
「そっちの二人はどう?」
今、装着している補助装置の名前案について、梨紗はエリカとヒバナにそう尋ねる。
「えっと……『ユニゾンユニット』ってどうかな?ちょっとカッコいい感じにしてみたんだけど……」
「ユニゾンって……合体はしてないわよ?」
「いや、『梨紗の思念と同調している』って意味だったんだけど……」
「ふぅーん……ヒバナは?」
「Leg Assist、略して『LAユニット』。」
「略称は良いけど、まんま過ぎない?」
が、二人から出た案もピンと来ず、四人はたきなを見る。
「「「「………」」」」
「……え?私ですか!?」
「いや、だってたきなが言い出しっぺじゃない?」
「そうだぞ。何か良い案ないのか?」
「そ、そうですね……」
梨紗とフキにそう言われた後、たきなは補助装置をジッと見ながら考える。
司令室内が妙な緊張に包まれる。
(……うん。この名前が一番合理的ですね……)
「……『マシーンレッグ』。」
「「「いや、それ、義足だろ/じゃん/だよっ!?」」」
どや顔しながらそう名前案を出すたきなにフキとヒバナ、エリカの三人が思わずツッコミを入れる。
「マシーンXみたいだな……」
「あぁ、大門団長の愛車ね。」
「……何故、知っている?」
「それにしても、なかなか良い案がないわね……」
どうみても自分より若い梨紗も知っていたことに楠木司令は思わずそう尋ねる。
が、梨紗は気にすることなく顎に手を当てながらそう言う。
「やはり、『マシーンレッグ』が一番合理的だと思いますが……」
「却下。自信があるのは良いけど、要約して『機械の足』なんて名前にしたら、いよいよもって私にサイボーグ疑惑が浮上するじゃない。」
「そういえば、訓練の時もそれを装着してやるもんだから、周りからは奇異の目で見られてたもんな。」
「日常生活では一般的な補助装置を使ってるからそれ程でもないけど……」
「ほんと、少なくとも本部では私が右足に障害があって、補助装置を着けてるのは周知されている筈なのにね……」
「「「「うぅ~ん………」」」」
梨紗がため息混じりにそう言うなか、他の四人も唸り出す。
「……特殊な金属って……何て言うのでしょうか……?」
「……梨紗。そのフレーム自体は何て名前なんだ?」
そんななか、近くにいた秘書官がボソリと呟いた言葉が聞こえていたのか、楠木司令はそう梨紗に尋ねる。
「フレームの?」
「そうだ。ないのか?そのフレームの名前……」
「ちょっと待って。確かこれの専属メカニックが言うには……『サイコフレーム』……だったかしら……」
「サイコフレームか……」
「?司令?」
「「「「「?」」」」」
梨紗からの答えを聞いた後、楠木司令はそう言いながら考え込む。
「……Psycho Active……」
「「「「「え?」」」」」
「略して『PAユニット』というのはどうだ?」
次の瞬間、楠木司令は静かな声でそう提案した。
「想い……ですか……」
「なんかロマンチック……ッ!」
そんな梨紗の説明にヒバナとたきなはそう言うなか、エリカは目を輝かせながらそう言う。
「ただ光るだけでなく装着している右足限定で身体強化もしてくれるわ。まぁその分、右足に負担もかかるからここぞという時でしか使えないけど……」
「おまえの戦闘用補助装置については頑丈だってこと以外は今、初めて知ったが……そんなオカルトみたいな金属、聞いたことないぞ。」
「そうは言われてもねぇ……現にこうして存在している訳だし……」
怪訝な表情でそう言うフキに対し、ドア横に寄りかかった梨紗は補助装置を軽く叩きながらそう言う。
「……これ、名前とかあるんですか?」
そんななか、たきなが補助装置を見ながらそう尋ねてくる。
「名前?」
「何かあった方が良いと思うんですけど……」
「そうねぇ……フキ。何かある?」
「いきなり私に振るのかよ……『思念連動補助装置』ってどうだ?」
「長いわね。生真面目なフキらしいけど。」
「るっせぇ……」
「そっちの二人はどう?」
今、装着している補助装置の名前案について、梨紗はエリカとヒバナにそう尋ねる。
「えっと……『ユニゾンユニット』ってどうかな?ちょっとカッコいい感じにしてみたんだけど……」
「ユニゾンって……合体はしてないわよ?」
「いや、『梨紗の思念と同調している』って意味だったんだけど……」
「ふぅーん……ヒバナは?」
「Leg Assist、略して『LAユニット』。」
「略称は良いけど、まんま過ぎない?」
が、二人から出た案もピンと来ず、四人はたきなを見る。
「「「「………」」」」
「……え?私ですか!?」
「いや、だってたきなが言い出しっぺじゃない?」
「そうだぞ。何か良い案ないのか?」
「そ、そうですね……」
梨紗とフキにそう言われた後、たきなは補助装置をジッと見ながら考える。
司令室内が妙な緊張に包まれる。
(……うん。この名前が一番合理的ですね……)
「……『マシーンレッグ』。」
「「「いや、それ、義足だろ/じゃん/だよっ!?」」」
どや顔しながらそう名前案を出すたきなにフキとヒバナ、エリカの三人が思わずツッコミを入れる。
「マシーンXみたいだな……」
「あぁ、大門団長の愛車ね。」
「……何故、知っている?」
「それにしても、なかなか良い案がないわね……」
どうみても自分より若い梨紗も知っていたことに楠木司令は思わずそう尋ねる。
が、梨紗は気にすることなく顎に手を当てながらそう言う。
「やはり、『マシーンレッグ』が一番合理的だと思いますが……」
「却下。自信があるのは良いけど、要約して『機械の足』なんて名前にしたら、いよいよもって私にサイボーグ疑惑が浮上するじゃない。」
「そういえば、訓練の時もそれを装着してやるもんだから、周りからは奇異の目で見られてたもんな。」
「日常生活では一般的な補助装置を使ってるからそれ程でもないけど……」
「ほんと、少なくとも本部では私が右足に障害があって、補助装置を着けてるのは周知されている筈なのにね……」
「「「「うぅ~ん………」」」」
梨紗がため息混じりにそう言うなか、他の四人も唸り出す。
「……特殊な金属って……何て言うのでしょうか……?」
「……梨紗。そのフレーム自体は何て名前なんだ?」
そんななか、近くにいた秘書官がボソリと呟いた言葉が聞こえていたのか、楠木司令はそう梨紗に尋ねる。
「フレームの?」
「そうだ。ないのか?そのフレームの名前……」
「ちょっと待って。確かこれの専属メカニックが言うには……『サイコフレーム』……だったかしら……」
「サイコフレームか……」
「?司令?」
「「「「「?」」」」」
梨紗からの答えを聞いた後、楠木司令はそう言いながら考え込む。
「……Psycho Active……」
「「「「「え?」」」」」
「略して『PAユニット』というのはどうだ?」
次の瞬間、楠木司令は静かな声でそう提案した。
