命の重さと確執と・・・
ガラガラガラ………ッ!!
「la―――――」
「ッ!?梨紗さん………っ!!?」
瓦礫が降り注ぐなか、たきな達は確かに梨紗の『歌声』を聞く。
咄嗟に身体を丸めて衝撃に備えると同時に、温かい『何か』が自分達を包むのを感じる。
ガラガラガラガラガラガラガラッ!!
次々と周囲に瓦礫が降り注ぐなか、不思議なことにいつまで経っても直接当たる痛みが襲ってこない。
「……?………っ!?」
やがて降り注ぐ音がしなくなり恐る恐る起き上がってみると、誰一人として瓦礫に巻き込まれていなかった。
「バカな………」
「うっそでしょ………奇跡でしょ………っ!」
「一体何が………っ!?千束さん、梨紗さんがっ!!」
「え?………っ!?梨紗姉っ!!?」
「………」
たきなに言われ、見てみると血溜まりに伏せる梨紗が目に入ってくる。
ガシャン…ガシャン…ッ!!
そんな梨紗に止 めを刺すべく、リーオーが近付いてくる。
「梨紗姉っ!!」
「くっ!!」
パァンッ!!パァンッ!!パァンッ!!パァンッ!!パァンッ!!
リーオーの注意を反らそうと、たきなは苦し紛れに発砲する。
が、通常の実弾ではリーオーには全く効かず、リーオーは意に介さずに梨紗に近付き、右手のビームサーベルを振り上げる。
「梨紗姉えええええええっ!!!」
千束がそう叫んだ次の瞬間、
ガキィィィンッ!!
「「!?」」
「………」
何処からか、大きな翼を持った仮面の男が現れ、大きな赤い盾 でリーオーのビームサーベルを受け止めて梨紗を護る。
「え?なに?機械の天使っ!?」
「あれは………」
突然現れ、梨紗をシールドで護った仮面の男に千束がそう困惑の声を上げるなか、たきなはそう言いながら男を観察する。
よく見ると、男は梨紗のPAユニットを全身にしたような青、白、赤の三色で色付けされたパワードスーツに身を包んでいた。
「まさか………G装備!?」
「G装備?」
「ターゲット確認。
目標リーオー、直ちに破壊する。」
そう困惑の声を上げるたきなに矢車がそう言いながら首を傾げるなか、仮面の男はそう言いながら緑のツインアイを光らせ、シールドでリーオーを押し退ける。
「!?喋ったぁっ!!?」
「誰かが装着しているということですか……っ!?」
千束とたきなが更にそう困惑の声を上げるなか、仮面の男はシールドから筒状のものを取り出す。
ヴォンッ!!
右手で握り、スィッチを入れた瞬間、リーオーのものとは違う、緑の光のエネルギー刃が形成される。
ゴォォォ……ッ!!
「はぁっ!!」
ドンッ!!
次の瞬間、仮面の男は翼のスラスターを吹かして、リーオーに肉簿する。
対するリーオーは自身のビームサーベルで対抗しようとする。
が、それより先にその肩に鋭利なシールドの先端を突き刺す形で身動きを封じられ、
ズバァァァンッ!!ドカァァァンッ!!
そのまま一刀両断され、爆発して大破した。
「la―――――」
「ッ!?梨紗さん………っ!!?」
瓦礫が降り注ぐなか、たきな達は確かに梨紗の『歌声』を聞く。
咄嗟に身体を丸めて衝撃に備えると同時に、温かい『何か』が自分達を包むのを感じる。
ガラガラガラガラガラガラガラッ!!
次々と周囲に瓦礫が降り注ぐなか、不思議なことにいつまで経っても直接当たる痛みが襲ってこない。
「……?………っ!?」
やがて降り注ぐ音がしなくなり恐る恐る起き上がってみると、誰一人として瓦礫に巻き込まれていなかった。
「バカな………」
「うっそでしょ………奇跡でしょ………っ!」
「一体何が………っ!?千束さん、梨紗さんがっ!!」
「え?………っ!?梨紗姉っ!!?」
「………」
たきなに言われ、見てみると血溜まりに伏せる梨紗が目に入ってくる。
ガシャン…ガシャン…ッ!!
そんな梨紗に
「梨紗姉っ!!」
「くっ!!」
パァンッ!!パァンッ!!パァンッ!!パァンッ!!パァンッ!!
リーオーの注意を反らそうと、たきなは苦し紛れに発砲する。
が、通常の実弾ではリーオーには全く効かず、リーオーは意に介さずに梨紗に近付き、右手のビームサーベルを振り上げる。
「梨紗姉えええええええっ!!!」
千束がそう叫んだ次の瞬間、
ガキィィィンッ!!
「「!?」」
「………」
何処からか、大きな翼を持った仮面の男が現れ、大きな赤い
「え?なに?機械の天使っ!?」
「あれは………」
突然現れ、梨紗をシールドで護った仮面の男に千束がそう困惑の声を上げるなか、たきなはそう言いながら男を観察する。
よく見ると、男は梨紗のPAユニットを全身にしたような青、白、赤の三色で色付けされたパワードスーツに身を包んでいた。
「まさか………G装備!?」
「G装備?」
「ターゲット確認。
目標リーオー、直ちに破壊する。」
そう困惑の声を上げるたきなに矢車がそう言いながら首を傾げるなか、仮面の男はそう言いながら緑のツインアイを光らせ、シールドでリーオーを押し退ける。
「!?喋ったぁっ!!?」
「誰かが装着しているということですか……っ!?」
千束とたきなが更にそう困惑の声を上げるなか、仮面の男はシールドから筒状のものを取り出す。
ヴォンッ!!
右手で握り、スィッチを入れた瞬間、リーオーのものとは違う、緑の光のエネルギー刃が形成される。
ゴォォォ……ッ!!
「はぁっ!!」
ドンッ!!
次の瞬間、仮面の男は翼のスラスターを吹かして、リーオーに肉簿する。
対するリーオーは自身のビームサーベルで対抗しようとする。
が、それより先にその肩に鋭利なシールドの先端を突き刺す形で身動きを封じられ、
ズバァァァンッ!!ドカァァァンッ!!
そのまま一刀両断され、爆発して大破した。