一時勤務
研究室・・・
「………やっぱり、フルバースト直後に出力が大きく落ちてるわね。」
「まぁ、一度にあれだけのエネルギーを放つから仕方ないんじゃないかしら?」
「それだとフリーダムの開発コンセプトに合わないのよ。それに、フルバースト程度で出力が落ちてたら、アレの運用なんて出来やない。」
「確か、埋め込み式戦術強襲機………でも、アレは大気圏外での運用が前提よ?まぁ、バーニアの出力を考えたら、不可能ではないと思うけど………」
自動人形や『棺』との戦闘時のデータと現状のフリーダムのデータを見ながら、梨紗博士とスィン博士はそう話をする。
「そういえば、梨紗。あれの方はどうだったの?」
「今のところ、安定しているわ。スィンと相性が良いのかしらね?」
「どうかしら……欠片と機体の相性なのかもしれないわよ?」
「あの……欠片というのは……?」
「あぁ……私達のG装備も今はシンフォギアと同じように聖遺物の欠片を対ノイズ等特殊敵性体として組み込んでいるのよ。」
そんななか、そう尋ねるノゾミに対し、スィン博士はそう説明する。
「こっちのG装備にも聖遺物の欠片が!?」
「私達が旧南極支部で発見し、フリーダムに組み込んだのは『逆刃刀』と云われている刀の欠片よ。」
「さかば、とう?」
「架空のものだと思われてたけど、私達も旧南極支部で実物を見つけた時は驚いたわ……」
梨紗博士はそう言いながらパソコンを操作し、画面に件の聖遺物の欠片を映し出す。
「!?刃と峰が逆になっている……?」
画面を見たノゾミは首を傾げながらそう言う。
それは折れた日本刀の切っ先のようだったのだが、本来は刃がある方に峰が、峰ががある方に刃が着いた、刀と言うには珍しい形状をしていた。
「………やっぱり、フルバースト直後に出力が大きく落ちてるわね。」
「まぁ、一度にあれだけのエネルギーを放つから仕方ないんじゃないかしら?」
「それだとフリーダムの開発コンセプトに合わないのよ。それに、フルバースト程度で出力が落ちてたら、アレの運用なんて出来やない。」
「確か、埋め込み式戦術強襲機………でも、アレは大気圏外での運用が前提よ?まぁ、バーニアの出力を考えたら、不可能ではないと思うけど………」
自動人形や『棺』との戦闘時のデータと現状のフリーダムのデータを見ながら、梨紗博士とスィン博士はそう話をする。
「そういえば、梨紗。あれの方はどうだったの?」
「今のところ、安定しているわ。スィンと相性が良いのかしらね?」
「どうかしら……欠片と機体の相性なのかもしれないわよ?」
「あの……欠片というのは……?」
「あぁ……私達のG装備も今はシンフォギアと同じように聖遺物の欠片を対ノイズ等特殊敵性体として組み込んでいるのよ。」
そんななか、そう尋ねるノゾミに対し、スィン博士はそう説明する。
「こっちのG装備にも聖遺物の欠片が!?」
「私達が旧南極支部で発見し、フリーダムに組み込んだのは『逆刃刀』と云われている刀の欠片よ。」
「さかば、とう?」
「架空のものだと思われてたけど、私達も旧南極支部で実物を見つけた時は驚いたわ……」
梨紗博士はそう言いながらパソコンを操作し、画面に件の聖遺物の欠片を映し出す。
「!?刃と峰が逆になっている……?」
画面を見たノゾミは首を傾げながらそう言う。
それは折れた日本刀の切っ先のようだったのだが、本来は刃がある方に峰が、峰ががある方に刃が着いた、刀と言うには珍しい形状をしていた。