骸を狙う者
『トーマス・ホイットモア』付近・・・
ザパァァァァァンッ!!
『―――――ッ!!』
船内で調と切歌が各々 でピンチになるなか、周辺の海中から二体目の巨人型アルカノイズが出現する。
『SONG』、司令室・・・
「二体目だとっ!?」
「二人はまだ船内にっ!?」
「「「「「「「!?」」」」」」」
『トーマス・ホイットモア』付近・・・
『スクラップフィニッシュ!!』
『!?』
ズガァァァァァンッ!!
『SONG』の司令室で風鳴司令やマリアがそう困惑の声を上げるなか、そう言う音声と共に一筋の赤黒い光が巨人型アルカノイズを貫きながらトーマス・ホイットモアの中へと突っ込んでいく。
ドッカァァァンッ!!
それにより二体目の巨人型アルカノイズは爆発し消滅する。
『トーマス・ホイットモア』、船内・・・
『『『・・・』』』
「デェェェェェスッ!?」
時を少し遡り、振り上げたアームドギアの大鎌の刃が天井の角の隙間に挟まったことで一瞬身動きが封じられた切歌に大量の人型アルカノイズが向かってくる。
『スクラップフィニッシュ!!』
「!?」
『『『!?』』』
ズガァァァァァンッ!!
が、次の瞬間、外から聞こえてきた音声と共に壁を破壊しながら突っ込んできた赤黒い閃光が人型アルカノイズ達を吹き飛ばしながら撃破する。
「い、今のは……っ!?」
「………」
切歌がそう言いながら光が進んでいった先を見ると、黒いライダースーツにドラゴンを模した頭部、腹部と腕部、脚部にはクリアレッドの装甲、鋭くも鮮やかな赤の複眼を持つ仮面の戦士がいた。
「だ、誰デスか……っ!?」
「………」
困惑する切歌に対し、仮面の戦士は終始無言を貫く。
が、そんな仮面の戦士の背後から武士型アルカノイズが奇襲しようとする。
「ッ!!」
ズバァァァンッ!!
切歌はすぐさまアームドギアを小型化させることで隙間から抜けだし、仮面の戦士の横を駆け抜けながら武士型アルカノイズを斬り捨てる。
「ダウンサイズしてしまえば、狭くたって問題はないのデス!!」
「………」
そんななか、今度は武士型アルカノイズの集団が奥から現れる。
「ッ……調が心配だって時に……っ!!」
切歌はそう言いながらアームドギアを構える。
が、仮面の戦士が切歌の前に左手を突き出して制してくる。
「『ここは自分に任せろ。』……って言ってるデスか?」
「………」コクッ
「ッ……誰だか知らないデスけど、ありがとうデスッ!!」
「ここは任せたデスよぉーっ!!」と言いながら、切歌は調の方へと駆けていく。
その後ろ姿を見届けた仮面の戦士は向かってくる武士型アルカノイズの集団へと向かっていった。
ザパァァァァァンッ!!
『―――――ッ!!』
船内で調と切歌が
『SONG』、司令室・・・
「二体目だとっ!?」
「二人はまだ船内にっ!?」
「「「「「「「!?」」」」」」」
『トーマス・ホイットモア』付近・・・
『スクラップフィニッシュ!!』
『!?』
ズガァァァァァンッ!!
『SONG』の司令室で風鳴司令やマリアがそう困惑の声を上げるなか、そう言う音声と共に一筋の赤黒い光が巨人型アルカノイズを貫きながらトーマス・ホイットモアの中へと突っ込んでいく。
ドッカァァァンッ!!
それにより二体目の巨人型アルカノイズは爆発し消滅する。
『トーマス・ホイットモア』、船内・・・
『『『・・・』』』
「デェェェェェスッ!?」
時を少し遡り、振り上げたアームドギアの大鎌の刃が天井の角の隙間に挟まったことで一瞬身動きが封じられた切歌に大量の人型アルカノイズが向かってくる。
『スクラップフィニッシュ!!』
「!?」
『『『!?』』』
ズガァァァァァンッ!!
が、次の瞬間、外から聞こえてきた音声と共に壁を破壊しながら突っ込んできた赤黒い閃光が人型アルカノイズ達を吹き飛ばしながら撃破する。
「い、今のは……っ!?」
「………」
切歌がそう言いながら光が進んでいった先を見ると、黒いライダースーツにドラゴンを模した頭部、腹部と腕部、脚部にはクリアレッドの装甲、鋭くも鮮やかな赤の複眼を持つ仮面の戦士がいた。
「だ、誰デスか……っ!?」
「………」
困惑する切歌に対し、仮面の戦士は終始無言を貫く。
が、そんな仮面の戦士の背後から武士型アルカノイズが奇襲しようとする。
「ッ!!」
ズバァァァンッ!!
切歌はすぐさまアームドギアを小型化させることで隙間から抜けだし、仮面の戦士の横を駆け抜けながら武士型アルカノイズを斬り捨てる。
「ダウンサイズしてしまえば、狭くたって問題はないのデス!!」
「………」
そんななか、今度は武士型アルカノイズの集団が奥から現れる。
「ッ……調が心配だって時に……っ!!」
切歌はそう言いながらアームドギアを構える。
が、仮面の戦士が切歌の前に左手を突き出して制してくる。
「『ここは自分に任せろ。』……って言ってるデスか?」
「………」コクッ
「ッ……誰だか知らないデスけど、ありがとうデスッ!!」
「ここは任せたデスよぉーっ!!」と言いながら、切歌は調の方へと駆けていく。
その後ろ姿を見届けた仮面の戦士は向かってくる武士型アルカノイズの集団へと向かっていった。