行き着く先は・・・
『SONG』、司令室・・・
「師匠。あの子達は……」
ノゾミ達四人を運び、メディカルチェックを受けさせた後、響はそう風鳴司令に尋ねる。
「メディカルチェックの結果、褐色の少女は健康状態に何も問題はなかったんだが……エルフナイン君。」
「はい。先ずはこちらを見てください。」
ヴゥンッ!!
エルフナインはそう言いながらセッテとノゾミのメディカルチェックの結果を画面に映し出す。
「左がピンクの髪の方、右は黒髪の方の結果です。」
「!?これって……」
「はい。ピンクの髪の方は身体の内部の七割が、黒髪の方は左半身の内部全てが機械で構成されているんです。」
「まさか………融合症例!?」
セッテの身体の内部の七割とノゾミの左半身が機械で構成されているということに響はかつての自分と同じ、『聖遺物との融合症例』の可能性を疑う。
「我々も最初、その可能性を疑ったのだが……」
「調べてみたところ、この二人の身体の中の機械は聖遺物ではありませんでした。」
「聖遺物ではない?ということは医療目的等で埋め込まれた機械……ということか?」
「医療目的にしたって七割や左半身を機械に置換するか?普通……」
風鳴司令とエルフナインの言葉に翼とクリスは首を傾げながらそう言う。
「それに身体の内部に人工的に機械を長年埋め込めば、かつての響さんのような融合症例でもない限り、拒絶反応が起きます。ですが、この二人の身体には拒絶反応が起きた形跡も最近、手術をした形跡もありませんでした。」
「?どういうこと?」
「……もしかしたら、彼女達はシンフォギアシステムと適合する目的で機械の身体を受け入れられるよう調整された、ボクのようなホムンクルス素体をベースに改造された実験体かもしれません………」
首を傾げながらそう尋ねる響に対し、エルフナインは真剣な表情でそう推察を述べた・・・
「師匠。あの子達は……」
ノゾミ達四人を運び、メディカルチェックを受けさせた後、響はそう風鳴司令に尋ねる。
「メディカルチェックの結果、褐色の少女は健康状態に何も問題はなかったんだが……エルフナイン君。」
「はい。先ずはこちらを見てください。」
ヴゥンッ!!
エルフナインはそう言いながらセッテとノゾミのメディカルチェックの結果を画面に映し出す。
「左がピンクの髪の方、右は黒髪の方の結果です。」
「!?これって……」
「はい。ピンクの髪の方は身体の内部の七割が、黒髪の方は左半身の内部全てが機械で構成されているんです。」
「まさか………融合症例!?」
セッテの身体の内部の七割とノゾミの左半身が機械で構成されているということに響はかつての自分と同じ、『聖遺物との融合症例』の可能性を疑う。
「我々も最初、その可能性を疑ったのだが……」
「調べてみたところ、この二人の身体の中の機械は聖遺物ではありませんでした。」
「聖遺物ではない?ということは医療目的等で埋め込まれた機械……ということか?」
「医療目的にしたって七割や左半身を機械に置換するか?普通……」
風鳴司令とエルフナインの言葉に翼とクリスは首を傾げながらそう言う。
「それに身体の内部に人工的に機械を長年埋め込めば、かつての響さんのような融合症例でもない限り、拒絶反応が起きます。ですが、この二人の身体には拒絶反応が起きた形跡も最近、手術をした形跡もありませんでした。」
「?どういうこと?」
「……もしかしたら、彼女達はシンフォギアシステムと適合する目的で機械の身体を受け入れられるよう調整された、ボクのようなホムンクルス素体をベースに改造された実験体かもしれません………」
首を傾げながらそう尋ねる響に対し、エルフナインは真剣な表情でそう推察を述べた・・・