行き着く先は・・・
「私は………」
真剣な表情でそう確認してくる風鳴司令の言葉にノゾミは改めて自分の今の気持ちと向き合う。
(確かに梨紗さんの言う通りかもしれない………でも………!)
「……行きます。行かせてください。『失うのが怖くて何もできない。』と言って此処でじっとしてたら、もっと何もできない………護りたいものを護るために、今まで戦ってきた。それはこっちに来てからも変わらない………私は大切な人達を護りたい。たとえ世界が違うのだとしても、私はお母さんを護りたい!!」
次の瞬間、迷いを振り払ったノゾミは真剣な表情でそう風鳴司令に頼み込む。
「ノゾミ………」
「ノゾミさん………」
「………」
「………わかった。梨紗博士には俺が説得しよう。君にも調査チームに加わってもらう。」
「ありがとうございます!!」
「但し一つだけ、決して無茶はしないよう約束してほしい。君にもしものことがあれば、元いた世界にいる君のご両親は勿論、君と共に迷い込んだセッテ君達が悲しむからな。」
「!」
そう言う風鳴司令の言葉にノゾミは改めてセッテ達を見渡す。
「……はい!!」
その後、ノゾミは真剣な表情で力強くそう返事をする。
「では、出発は三日後。それまでにしっかりと準備しておいてくれ。」
「?明日にでも行くんじゃないんですか?」
「あぁ、明日は響君が補習でな……装者である彼女達に『学生の本分』を全 うさせるのも大人の務めだ。」
「あ……そうですか………」
真剣な表情でそう確認してくる風鳴司令の言葉にノゾミは改めて自分の今の気持ちと向き合う。
(確かに梨紗さんの言う通りかもしれない………でも………!)
「……行きます。行かせてください。『失うのが怖くて何もできない。』と言って此処でじっとしてたら、もっと何もできない………護りたいものを護るために、今まで戦ってきた。それはこっちに来てからも変わらない………私は大切な人達を護りたい。たとえ世界が違うのだとしても、私はお母さんを護りたい!!」
次の瞬間、迷いを振り払ったノゾミは真剣な表情でそう風鳴司令に頼み込む。
「ノゾミ………」
「ノゾミさん………」
「………」
「………わかった。梨紗博士には俺が説得しよう。君にも調査チームに加わってもらう。」
「ありがとうございます!!」
「但し一つだけ、決して無茶はしないよう約束してほしい。君にもしものことがあれば、元いた世界にいる君のご両親は勿論、君と共に迷い込んだセッテ君達が悲しむからな。」
「!」
そう言う風鳴司令の言葉にノゾミは改めてセッテ達を見渡す。
「……はい!!」
その後、ノゾミは真剣な表情で力強くそう返事をする。
「では、出発は三日後。それまでにしっかりと準備しておいてくれ。」
「?明日にでも行くんじゃないんですか?」
「あぁ、明日は響君が補習でな……装者である彼女達に『学生の本分』を
「あ……そうですか………」