行き着く先は・・・
(そんな……それじゃあ、この世界のお父さんは……っ!!)
「ッ……」
ガターンッ!!
「「ノゾミ(ちゃん)!?」」
『!?』
『この世界の中村一翔 は故人になっている』ということを知ったノゾミは精神的なショックからその場で倒れてしまう。
「ごめんなさい。誰か、ノゾミを運ぶのを手伝って!!」
「では、ボクが……」
「頼んだぞ。エルフナイン君。」
明日那 とエルフナインはすぐさま倒れたノゾミをメディカルルームに運ぶ。
「………梨紗?」
「……厳しいようだけど倒れるようなら、彼女には外れてもらった方が良いかもしれないわね。この程度 で倒れるようなら……」
「ッ!!」
そんななか、冷静にそう判断する梨紗博士に対し、セッテはすぐさま異論を唱えようとする。
「落ち着いてください。セッテさん。」
「雪那・・・」
「あの二人は私達が知る『二人』とは別人です。事情を知らなければ、先程の発言も致し方ありません。」
「……話を戻しましょう。調査隊が瞬く間に全滅してしまったことから、それなりの戦力が必要だと思われるわ。」
「それで『SONG 』にその遺跡調査の協力要請を?」
「通常兵器とはいえ、調査隊もそれなりに装備していた。その上となれば……『SONG 』の聖遺物のチカラを借りるしかないわ。」
「新装備はありますが、私のは運用試験中で……一機は完成しているものの、そのパイロットである梨紗は負傷してしまい……こちらから出せる戦力は限られています。」
そんなセッテを雪那がそう言いながら制止するなか、そう尋ねる風鳴司令に対し、梨紗博士とスィン博士はそう説明した。
「ッ……」
ガターンッ!!
「「ノゾミ(ちゃん)!?」」
『!?』
『この世界の
「ごめんなさい。誰か、ノゾミを運ぶのを手伝って!!」
「では、ボクが……」
「頼んだぞ。エルフナイン君。」
「………梨紗?」
「……厳しいようだけど倒れるようなら、彼女には外れてもらった方が良いかもしれないわね。
「ッ!!」
そんななか、冷静にそう判断する梨紗博士に対し、セッテはすぐさま異論を唱えようとする。
「落ち着いてください。セッテさん。」
「雪那・・・」
「あの二人は私達が知る『二人』とは別人です。事情を知らなければ、先程の発言も致し方ありません。」
「……話を戻しましょう。調査隊が瞬く間に全滅してしまったことから、それなりの戦力が必要だと思われるわ。」
「それで『
「通常兵器とはいえ、調査隊もそれなりに装備していた。その上となれば……『
「新装備はありますが、私のは運用試験中で……一機は完成しているものの、そのパイロットである梨紗は負傷してしまい……こちらから出せる戦力は限られています。」
そんなセッテを雪那がそう言いながら制止するなか、そう尋ねる風鳴司令に対し、梨紗博士とスィン博士はそう説明した。