行き着く先は・・・

「はい!全然大丈夫です!!」

「私も特に問題ありません。」

「私はちょっと胸がキツいですね……」

「私も問題ないよぉー♪」

そんな風鳴司令に対し、ノゾミ、雪那、セッテ、ポッピーの四人はそう答える。

因みにポッピーは人間態の仮野明日那の姿でオペレーターの制服姿である。

「そうか……」

「皆さんのスリーサイズは以前の身体検査で把握してますが、正式な制服はまだ作っている途中でして……」

「すまんが四人とも、出来上がるまではそれで我慢してくれ。」

「わかりました。」

「ってあれ?師匠。ノゾミちゃん、セッテちゃん、雪那ちゃんの三人はリディアンに編入とかしないんですか?」

そんな四人にエルフナインと風鳴司令がそう説明するなか、響は首を傾げながらそう尋ねる。

「あぁ、最初はその話もあったにはあったんだがな……」

「セッテさんと雪那さんはともかく、ノゾミさんは左半身が機械である関係上、メンテナンスのために定期的に休むことになるのは確定的ですし。三人は元の世界に帰る方法を探さなければいけませんからやはり休む日数の方がどうしても多くなってしまいます。」

「それに四人が理由もわからずに突然、この世界に迷い込んできたと同じように突然、この世界から消えるかの如く元の世界に帰る可能性も捨てきれない……」

「なるほど……仮に三人が編入できたとしても授業中に消えるということになれば、『SONG』とて後処理が容易ではない……」

「それなら編入はしないで職員として管理下に置いた方が色々とやり易いわね。」
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