『ふらわー』・・・

「こんにちはー。おばちゃん。」

「こんにちは。」

「いらっしゃい。響ちゃんに未来ちゃん。」

そう言いながら入ってくる響と未来に対し、店主であるおばちゃんは笑顔でそう言う。

「おや？そっちのお嬢ちゃん達は新しいお友達かい？」

「うん。今日、知り合ったばかりだけど、四人ともお昼がまだみたいだから連れてきたの。」

「ど、どうも………」

「お世話になります……」

後から入ってきたノゾミ達四人を見ながら、首を傾げながらそう尋ねてくるおばちゃんに響がそう説明するなか、ノゾミとセッテはそう挨拶しながら頭を下げ、他の二人も頭を下げる。

「はい。どうぞこれを機にご贔屓にね。」

「それじゃあ、座ろうか。」

「おばちゃん！とりあえずミックスを六枚！！」

「はいよ。」

そうしてノゾミ達はカウンター席に座る。





「「「おいしぃ～い♪」」」

「確かに美味しいですね……」

「でしょう？だから、私と響もついつい通っちゃうんだ。」

「おばちゃん！海鮮ミックスとトマトチーズ追加ね！！」

「はいよ！！」

『ふらわー』のお好み焼きの味に感動する四人に未来がそう言うなか、響は海鮮ミックスとトマトチーズを追加注文した。