惨劇のライブ
「とりあえず無事に入れたけど……ノゾミ達は上手く誤魔化せてるかな……」
時を戻して現在、まだ薄暗い会場内にて、置き手紙に記した通りに不可視 の魔法込みで飛んでいくことで誰よりも先に会場入りを果たしていた燐はそう呟きながらライブの開始を今か今かと待ち望んでいた。
そんななか、ライブの開始を知らせるかの如くイルミネーションの文字が流れ始める。
「?翼……とマリア?」
(確か他にも無名の新人アーティストが歌うという話は聞いてたけど、そっちはこの世界 の鳴護アリサだったような……)
が、そのイルミネーションで翼の名前と共に流れたマリアの名前に燐はそう思いながら首を傾げる。
ざわざわ……ざわざわ……
他の観客達もマリアの名前に軽く動揺したのかざわめきだす。
♪~♪~
そんななか、曲が流れ始めると同時にステージにライトが照らされ、翼とマリアが歌いながら登場する。
「そ、そんなの無理よ!できないわ!!」
時を遡ること三日前、翼が提示した『マリアも一緒に歌う』という条件に対し、マリア自身は戸惑いながらもそう拒否の意を示す。
「クゥーン?」
「マリアが以前言ってくれたことじゃないか。私と歌いたいと……」
「だけど……私には……」
「……私は歌が好きだ……マリアはどうだ?」
ワァァァーーーッ!!
(皆が一つになっている……あの時のように……)
「……綺麗だな……」
時を戻して現在、翼と共に一曲目を歌いきった後、大勢の歓声に包まれながらマリアがそう感じているなか、燐は静かにそう感想を述べる。
「皆!今日は来てくれてありがとう!!マリアも来てくれて助かった!!」
「えぇ、でも、貴女の応援に駆けつけてくれた子がもう一人 いるのよね?」
そんななか、マイクを手にそう挨拶する翼に対し、マリアもマイクを手にそう言う。
「あぁ、彼女についてはサプライズで来てくれたマリアと違い、事前に公表もしていたから知っている人もいるだろう。次は彼女の歌を聞いてもらいたい!!」
「私達の次に歌うのは期待の新星、鳴護アリサ!!曲は彼女自らが作詞作曲した『telepath~光の塔~』!!」
翼とマリアはそう言いながら、各々左右に分かれながら掃けていく。
ざわざわ……ざわざわ……
同時に再び会場内が暗くなり、観客達がざわめきだす。
「今夜は星が綺麗ね。だから、きっと……………届くっ!!」
そんななか、綺麗で力強い歌声と共にいつの間にかステージの中心に立っていた桃色の髪が特徴の十六歳くらいの少女、梨紗博士の『娘』でもある新人アーティスト、鳴護アリサにスポットライトが集中する。
ワァァァーーーッ!!
「眠れぬ夜 見上げれば星達が
いつだって聞いてくれた
『信じてるの。でも本当は怖くて…』
涙を伝 う頬に舞い降りたmy shooting star」
その歌声に観客達が盛り上がるなか、アリサはその場で振り付けしながら歌い続けた。
時を戻して現在、まだ薄暗い会場内にて、置き手紙に記した通りに
そんななか、ライブの開始を知らせるかの如くイルミネーションの文字が流れ始める。
「?翼……とマリア?」
(確か他にも無名の新人アーティストが歌うという話は聞いてたけど、そっちは
が、そのイルミネーションで翼の名前と共に流れたマリアの名前に燐はそう思いながら首を傾げる。
ざわざわ……ざわざわ……
他の観客達もマリアの名前に軽く動揺したのかざわめきだす。
♪~♪~
そんななか、曲が流れ始めると同時にステージにライトが照らされ、翼とマリアが歌いながら登場する。
「そ、そんなの無理よ!できないわ!!」
時を遡ること三日前、翼が提示した『マリアも一緒に歌う』という条件に対し、マリア自身は戸惑いながらもそう拒否の意を示す。
「クゥーン?」
「マリアが以前言ってくれたことじゃないか。私と歌いたいと……」
「だけど……私には……」
「……私は歌が好きだ……マリアはどうだ?」
ワァァァーーーッ!!
(皆が一つになっている……あの時のように……)
「……綺麗だな……」
時を戻して現在、翼と共に一曲目を歌いきった後、大勢の歓声に包まれながらマリアがそう感じているなか、燐は静かにそう感想を述べる。
「皆!今日は来てくれてありがとう!!マリアも来てくれて助かった!!」
「えぇ、でも、貴女の応援に駆けつけてくれた子が
そんななか、マイクを手にそう挨拶する翼に対し、マリアもマイクを手にそう言う。
「あぁ、彼女についてはサプライズで来てくれたマリアと違い、事前に公表もしていたから知っている人もいるだろう。次は彼女の歌を聞いてもらいたい!!」
「私達の次に歌うのは期待の新星、鳴護アリサ!!曲は彼女自らが作詞作曲した『telepath~光の塔~』!!」
翼とマリアはそう言いながら、各々左右に分かれながら掃けていく。
ざわざわ……ざわざわ……
同時に再び会場内が暗くなり、観客達がざわめきだす。
「今夜は星が綺麗ね。だから、きっと……………届くっ!!」
そんななか、綺麗で力強い歌声と共にいつの間にかステージの中心に立っていた桃色の髪が特徴の十六歳くらいの少女、梨紗博士の『娘』でもある新人アーティスト、鳴護アリサにスポットライトが集中する。
ワァァァーーーッ!!
「眠れぬ夜 見上げれば星達が
いつだって聞いてくれた
『信じてるの。でも本当は怖くて…』
涙を
その歌声に観客達が盛り上がるなか、アリサはその場で振り付けしながら歌い続けた。
