創世龍からの依頼

第三者Side、『アクエリアス』、カセドラル王国、アトレー家・・・

「あのぉ……リサさん………」

「私達三人に依頼というのは……?」

「?」

『ウェズペリア』での『サマエルの匣事件』から三ヶ月後、魔法世界、『アクエリアス』、カセドラル王国にあるアトレー家に呼び出されたノゾミとセッテは遠慮がちにそう尋ね、二人と同様、呼び出された雪那も首を傾げる。

「急な呼び出しでごめんね。三人にちょっと調査に行ってもらいたいところがあるの。」

「?調査……ですか?」

「一体何処の調査ですか?」

対するリサの言う『調査に行ってほしい場所』について、雪那はそう尋ねる。

「前に一翔君から聞いたかな?妙な神性があることから私達が立ち入りを一切禁じた古代遺跡。三人にはそこの調査をお願いしたいの。」

「はぁ……」

「わかりました……」

「では、行って参りますね。」

「うん。お願いね。三人とも。」

そうして三人はアトレー家を後にする。

「……あなた達の光を見せてあげて………星の神に…」
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