神の毒
「彩夏さん……ありがとうございます。」
彩夏が零斗と戦闘を開始したのを見送った後、フェイトはそう言いながら医療キットを傷口に押し当て、止血してから立ち上がり、蝶雷を構える。
「なるほど……デバイスが、手元に、ない、のか……生身、で、仮面ライダーに、勝つ、つもり、か?」
「ッ……確かに生身で貴方に勝つのは難しい………」
『マスター……』
「………」
「でも、私にはバルディッシュや蝶雷の他にも共に戦ってくれる『仲間』がいる……!!」
『勇華!!』
パァァァ………
対するフェイトがそう言いながら、取り出した勇華メモリを起動した瞬間、フェイトの腰と右隣に光が集まってくる。
パキィィィンッ!!
次の瞬間、腰辺りの光はダブルドライバーに、右隣の光は紅の勇者、千景に変わった。
千景の腰にもダブルドライバーが装着されている。
「!?『勇者』、か………」
「いくよ、千景……」
『勇華!』
「えぇ、姉さん……」
『彼岸花!』
デスガンが千景を見ながらそう言うなか、そう言いながら勇華メモリを再度起動するフェイトにそう返事しながら、千景は日本語で『彼岸花』と描かれた紅いメモリ、『彼岸花メモリ』を取り出し、起動する。
「「変身!!」」
ガシャンッ!シュウウウ……
フェイトと共にそう言いながら、千景が彼岸花メモリをダブルドライバーの右スロットに挿入した瞬間、彼岸花メモリはフェイトのダブルドライバーの右スロットに半挿入の状態で移動する。
ガシャンッ!ガシャンッ!
ガッシャンッ!!
『彼岸花・勇華!!』
パァァァ……
移動してきた彼岸花メモリを押し込み、続けてブレイヴメモリを左スロットに挿入し展開した瞬間、千景が光となってフェイトと一体化する。
バチイイイィィィンッ!!
ブアアアァァァッ!!
同時に雷光がフェイトを包み込むように降り落ち、彼岸花の花弁が吹き荒れる。
「ッ……!?」
それらの光景にデスガンは右腕で目元を覆いながら怯む。
パキィィィンッ!!
次の瞬間、フェイトは紅いメタリックなボディーに『紅の勇者』を彷彿とさせる、彼岸花をあしらった羽織を羽織った仮面ライダー……『仮面ライダー勇華・彼岸花フォーム』に変身した。
彩夏が零斗と戦闘を開始したのを見送った後、フェイトはそう言いながら医療キットを傷口に押し当て、止血してから立ち上がり、蝶雷を構える。
「なるほど……デバイスが、手元に、ない、のか……生身、で、仮面ライダーに、勝つ、つもり、か?」
「ッ……確かに生身で貴方に勝つのは難しい………」
『マスター……』
「………」
「でも、私にはバルディッシュや蝶雷の他にも共に戦ってくれる『仲間』がいる……!!」
『勇華!!』
パァァァ………
対するフェイトがそう言いながら、取り出した勇華メモリを起動した瞬間、フェイトの腰と右隣に光が集まってくる。
パキィィィンッ!!
次の瞬間、腰辺りの光はダブルドライバーに、右隣の光は紅の勇者、千景に変わった。
千景の腰にもダブルドライバーが装着されている。
「!?『勇者』、か………」
「いくよ、千景……」
『勇華!』
「えぇ、姉さん……」
『彼岸花!』
デスガンが千景を見ながらそう言うなか、そう言いながら勇華メモリを再度起動するフェイトにそう返事しながら、千景は日本語で『彼岸花』と描かれた紅いメモリ、『彼岸花メモリ』を取り出し、起動する。
「「変身!!」」
ガシャンッ!シュウウウ……
フェイトと共にそう言いながら、千景が彼岸花メモリをダブルドライバーの右スロットに挿入した瞬間、彼岸花メモリはフェイトのダブルドライバーの右スロットに半挿入の状態で移動する。
ガシャンッ!ガシャンッ!
ガッシャンッ!!
『彼岸花・勇華!!』
パァァァ……
移動してきた彼岸花メモリを押し込み、続けてブレイヴメモリを左スロットに挿入し展開した瞬間、千景が光となってフェイトと一体化する。
バチイイイィィィンッ!!
ブアアアァァァッ!!
同時に雷光がフェイトを包み込むように降り落ち、彼岸花の花弁が吹き荒れる。
「ッ……!?」
それらの光景にデスガンは右腕で目元を覆いながら怯む。
パキィィィンッ!!
次の瞬間、フェイトは紅いメタリックなボディーに『紅の勇者』を彷彿とさせる、彼岸花をあしらった羽織を羽織った仮面ライダー……『仮面ライダー勇華・彼岸花フォーム』に変身した。