杯の少女
「「「………」」」ポカーン
ズバァァァンッ!!
「……なんだあれは………」
『どうやらこの次元のヴィヴィオ殿とアインハルト殿は色々と違うみたいですね。』
ヴィヴィと協力して放ったアインハルトの『超級覇王電影弾』を見てリオ、コロナ、ミウラの三人が思わず呆然とするなか、そう言うイタチに対し、相棒 である村正は冷静にそう言う。
『とはいえ、我々も負けられませんね。マスター。』
「あぁ、そうだな……」
続けてそう言う村正にそう言いながら、イタチは印を結び、魔力 を練る。
「!?」
(魔力は感じるのに……魔法陣が展開されない……?)
イタチが練っている魔力 を感じるものの足元や周囲に魔法陣が展開されないことになのはが疑問を抱くなか、大量の海魔がイタチに迫ってくる。
「!?危ない!!」
そのことに気付いたヴィヴィがフォローに回ろうとする。
「火遁、“豪火球の術”!!」
ズガアアアァァァーーーンッ!!
が、海魔の群れが目前まで迫った次の瞬間、イタチの口から巨大な紅蓮の火球が放たれる。
「……えぇー………」
「「「火ぃ吹いたぁぁっ!?」」」
「……あの人は人間なのでしょうか………」
「あははは………」
ズガアアアァァァーーーンッ!!
イタチの“豪火球の術”を見て、ヴィヴィ、リオ、コロナ、ミウラ、美遊の五人がそう言い、なのはが苦笑いを浮かべるなか、“豪火球の術”は残りの海魔を焼き払いながらジルの方へと向かっていく。
「くっ……!!」
パァァァ……
対するジルが人間 の皮で装飾された宝具である魔導書、螺湮城教本 を構えた瞬間、螺湮城教本から黒紫のオーラを纏った禍々しい鏡が出現し、
シュウウウ……ズガアアアァァァーーーンッ!!
『!?』
イタチの“豪火球の術”を吸収し、逆にイタチに向けて、放たれる。
「水遁、“水陣壁”!!」
ズオオオォォォッ!!
ズガアアアァァァーーーンッ!!
が、イタチは冷静に印を結び、口から吐き出した水の魔力 で障壁を形成し、跳ね返された“豪火球の術”を受け止め防ぎきる。
「!?跳ね返された火球を今度は口から吐き出した水の壁で消火しながら防ぎきった………」
「………」
「おのれぇ……何者か知りませんが、私とジャンヌを阻むものは皆!死あるのみ!!」
カァァァ……
跳ね返された“豪火球の術”を“水陣壁”で防ぎきったことになのはがそう言うなか、ジルはそう言いながら螺湮城教本で再び大量の海魔を召喚する。
「また出てきたぁ!?」
「しかもこれ程の数……一体どれ程の魔力を………」
「ッ………」
(このままじゃじり貧になる……!!)
「アリサよりGUTS本部!緊急連絡!ミッドのアーチャー宅にて、謎の男による襲撃を受け、現在交戦中!大量の魔物を使役しているため、応援願います!!」
ジルが再び大量に召喚した海魔を見て、ヴィヴィとアインハルトがそう言いながら拳を構えるなか、アリサはそう思いながらインカムでそう応援を要請した。
ズバァァァンッ!!
「……なんだあれは………」
『どうやらこの次元のヴィヴィオ殿とアインハルト殿は色々と違うみたいですね。』
ヴィヴィと協力して放ったアインハルトの『超級覇王電影弾』を見てリオ、コロナ、ミウラの三人が思わず呆然とするなか、そう言うイタチに対し、
『とはいえ、我々も負けられませんね。マスター。』
「あぁ、そうだな……」
続けてそう言う村正にそう言いながら、イタチは印を結び、
「!?」
(魔力は感じるのに……魔法陣が展開されない……?)
イタチが練っている
「!?危ない!!」
そのことに気付いたヴィヴィがフォローに回ろうとする。
「火遁、“豪火球の術”!!」
ズガアアアァァァーーーンッ!!
が、海魔の群れが目前まで迫った次の瞬間、イタチの口から巨大な紅蓮の火球が放たれる。
「……えぇー………」
「「「火ぃ吹いたぁぁっ!?」」」
「……あの人は人間なのでしょうか………」
「あははは………」
ズガアアアァァァーーーンッ!!
イタチの“豪火球の術”を見て、ヴィヴィ、リオ、コロナ、ミウラ、美遊の五人がそう言い、なのはが苦笑いを浮かべるなか、“豪火球の術”は残りの海魔を焼き払いながらジルの方へと向かっていく。
「くっ……!!」
パァァァ……
対するジルが
シュウウウ……ズガアアアァァァーーーンッ!!
『!?』
イタチの“豪火球の術”を吸収し、逆にイタチに向けて、放たれる。
「水遁、“水陣壁”!!」
ズオオオォォォッ!!
ズガアアアァァァーーーンッ!!
が、イタチは冷静に印を結び、口から吐き出した水の
「!?跳ね返された火球を今度は口から吐き出した水の壁で消火しながら防ぎきった………」
「………」
「おのれぇ……何者か知りませんが、私とジャンヌを阻むものは皆!死あるのみ!!」
カァァァ……
跳ね返された“豪火球の術”を“水陣壁”で防ぎきったことになのはがそう言うなか、ジルはそう言いながら螺湮城教本で再び大量の海魔を召喚する。
「また出てきたぁ!?」
「しかもこれ程の数……一体どれ程の魔力を………」
「ッ………」
(このままじゃじり貧になる……!!)
「アリサよりGUTS本部!緊急連絡!ミッドのアーチャー宅にて、謎の男による襲撃を受け、現在交戦中!大量の魔物を使役しているため、応援願います!!」
ジルが再び大量に召喚した海魔を見て、ヴィヴィとアインハルトがそう言いながら拳を構えるなか、アリサはそう思いながらインカムでそう応援を要請した。