幻想の守護者が次元の守護神を連れてきました

「ハッ!!ハッ!!」

ドカッ!!ドカッ!!

「グッ!?」

「ぐはぁっ!?」

ポセイドンがスコルピオワームと戦っていた頃、アースに変身したヴィヴィオはダスタードとマスカレイドドーパントを殴り倒し、

「はぁっ!!」

ドカァァァンッ!!

「グオオオォォォッ!?」

後ろ回し蹴りで屑ヤミーを蹴り飛ばす。

「!」バッ!!

そんななか、何かを察知したヴィヴィオはバックステップで後方へと跳ぶ。

ズガガガガガァンッ!!

次の瞬間、何処からか数弾の水弾が放たれ、先程までヴィヴィオがいた地点に着弾。

地面に小さなクレーターを形成する。

「避けたか……」スッ

「!?」

次の瞬間、海のように全身が青いドーパント、オーシャンドーパントがそう言いながら、ヴィヴィオの前に現れる。

「食らえ!!仮面ライダー!!」バッ!!

ズドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドッ!!

現れたオーシャンドーパントはそう言いながら両手を突きだし、そこから水弾をマシンガンのように放つ。

「はあああぁぁぁーーーっ!!」

オーシャンドーパントが放ってきた大量の水弾に対し、ヴィヴィオは聖と武の“身体強化”で素早く動くことでかわし、オーシャンドーパントに急接近して、パンチを放とうとする。

バシャァァァンッ!!

「!?」

「フフフ………」

が、ヴィヴィオの放った拳はまるで水に手を突っ込んだかのように、オーシャンドーパントの身体を突き抜ける。

「フフフ……俺に物理攻撃は通用しない………」

「!?」

ズドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドッ!!

次の瞬間、オーシャンドーパントは不敵な笑みを浮かべながら、そう言いながら大量の水弾を0距離で放つ。

ズガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガァンッ!!

「きゃあああぁぁぁっ!?」

反応が遅れたヴィヴィオはまともに食らい、吹き飛ばされる。

「くっ……」

吹き飛ばされ、ダメージを負ったヴィヴィオはそう言いながら、なんとか立ち上がる。

「フフフ……因みに貴様の相手は俺だけじゃないぞ……」

「!?」

ドカァァァンッ!!

そんななか、オーシャンドーパントが不敵な笑みを浮かべながらそう言った瞬間、ヴィヴィオは見えない何かから攻撃を食らい、吹き飛ばされる。

「あっ……!?」

(そんな……一体何処から!?)

「フフフ……」

ズドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドッ!!

見えない何かから受けた攻撃に対し、ヴィヴィオがそう思いながら困惑しているなか、オーシャンドーパントはそう言って笑いながら、またしても大量の水弾を放ってきた。
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