杯の少女

「フランちゃんとシュガーちゃんって双子さんなのかな?」

「髪と羽以外はよく似てるね。」

「えぇ、まぁ、そんなところですね。不愉快な点はありますが……」

「フンフンフフン♪今日はどんなスィーツに出会えるかなぁっと♪」

「シュガー……さっき、クレープ食べてなかった?」

首を傾げながらそう尋ねる響と未来にフランがそう答えるなか、鼻歌混じりにそう言うシュガーに対し、ルーミアはそう言う。

「そういえば、貴女達は何処で食べるか決めているの?」

「いや、まだなんだぜ。どうせなら行ったことのない店で食べてみたいんだが………」

「……ん?」

歩きながらそう尋ねるマリアに魔理沙がそう答えるなか、霊夢は何かの匂いを嗅ぎとる。

「どうしたんだぜ?霊夢。」

「なんか前は感じなかった、美味しそうな匂いが………」スンスン

「あぁ……確かに………」スンスン

「このスパイシーでお腹を刺激する匂いは………」スンスン

「カレーデスね!!」

霊夢、スバル、響、切歌の四人はそう言いながら先頭を歩いていく。

「いや、犬かよ!お前ら!!」

「まぁ、霊夢は食べもんに関しては結構鋭いからな。行ってみようぜ。」

そんな四人にクリスがそうツッコミを入れるなか、そう言う魔理沙の提案により、一同は四人の後を付いていった。
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